納人と拓也の小説レビュー
納人拓也
企画タイトルについての修正とお詫び+当作品のジャンルについて
「“拙作”というのは自作品の謙譲語ですので、タイトルには適当でない」
というご意見を頂きましたので、企画タイトルを分かり易いタイトルへと修正しております。
修正前:【辛口レビュー】拙作で「物凄く正直な感想」を書いていい人だけご参加ください。 ※参加される方は条件や注意事項を必ずご確認ください※
修正後:【辛口レビュー】企画主の小説で「物凄く正直な感想」を書いていい人だけご参加ください。 ※参加される方は条件や注意事項を必ずご確認ください※
まず、私は冒頭の一文、そして第1回目、第2回目は「自作品」や「企画主小説」と記載を続けており、「拙作」という言葉を使ったのは第3回目からになります。
小説や企画の内容を読んで貰えると分かりますが、企画主の小説はストーリー付きの批評ですので「自作品」として見ており、「他人に辛口レビューするんだから」という事で「拙作」というへりくだった言葉を使用しておりました。
ですが指摘があり、タイトル、そして小説のタイトルだけの目次を見ると「他人の作品に対し『拙作』という言葉を使用している」というように見えるかもしれません。そのような意図も使い方もしたつもりはございませんが、そう受け取られてしまうのは私としても不本意ではあります。なので、企画のタイトルは前回・今後の物も含め、修正させて頂きます。
合うか合わないか、作品の内容は、文体は……等の批評はいたしますが、企画主は参加された皆様の作品に対し、「拙作」という言葉を向ける意図はございません。
もし侮蔑的な意味として(参加作品を「拙作」と表現しているように)見える方が
以上で、訂正とお詫びのご連絡とさせて頂きます。
【追記】
同じ方から「〝小説〟という言葉を使っているので勘違いしてしまった。この作品はキャラ形式のエッセイ作品に該当するのではないか」というご意見を頂きました。
なのでこれについても詳しく書いておこうかなと思います。
これはおそらく「私小説」と「エッセイ」の受け取り方の違いかもしれませんが、書いた作者本人として書くと「エッセイとはまた違うかな」と思っております。長くなりますが、きちんとした回答をご用意すべき内容だと思いますので、お付き合いください。
私も再度調べしましたが、エッセイは「随筆=エッセイは筆者の推測・経験・感想を纏めたもの」でそこに「空想」が入るのが小説である、というのが一般的なようですね。
これに「キャラ形式」という部分がそこに入るかと思っております。つまり「空想部分」があるんです。
企画内容のレビューはタグ「批評(小説風)」や企画にも記載した通り「少しだけではあるが、連続したストーリーがある話」です。あの話は主観主である「静井 拓也」がノイローゼを覚え、友人と色んな所を巡り、色んな方の小説をレビューして二人が小説の上達方法などを探る話です。
ただの辛口レビューで終わると、それはそれで見てる側が面白くないレビューになってしまいかねない。ただキツイ言葉を述べるだけで終わってしまうからです。私の意図は誹謗中傷をしたい訳ではありませんし、参加者の方を心を折るのが目的ではありませんので、私なりの工夫のつもりでした。
作中に登場する「静井 拓也」も「納人 啓馬」も私の考えは述べていますが「私本人」ではありません。レビュー部分は確かに私の考えですが、言葉の言い回しや性格は、「静井 拓也」も「納人 啓馬」もあまり私と似ておらず、二人とも書き手でありながら空想の存在です。
啓馬の台詞も私自身の考えだけを書くなら入れる必要はありませんが、入れなければ「ただのキツイ言葉の羅列」で終わりです。私はそれで終わらせるのは嫌でしたし、かと言えど「私一人」では限界があるので「二人」に分け、「フォローする言葉」を入れています。
その二人で前半パートはラーメン食べたり、コロッケ食べたり食レポも入ってるし旅行も行っています。拓也が心身共に疲れ切ってるので、それを癒すためですが、それが「作者が経験した事を書いてるから」と言ったら、小説とエッセイの区別は付かない物となってしまうはずです。
書き手の空想(ここにはストーリー面)も入るため「私自身の話を書いているから随筆方式」ではありますが、個人的にはアレは「エッセイ(ノンフィクション=事実に基づく作者自身の考察等)」ではなく「私小説(事実や実物を元にしているフィクション)」に分類されるのではないか、というのが私なりの考えです。
だから「アレはエッセイの要素はあるものの私小説でもあるので、自分の小説として扱う」というのが私なりの考え方です。勿論、他の方の作品を扱っている以上、どこかに応募したりするなら問題にはなるんでしょうけど。(当たり前ですが、する予定はございません)エッセイの意味は確かに事実的なものを客観的に見るものではありますが、空想の要素が前半や後半にある以上「小説」という扱いにしないのも、正直なところ自分には言葉的な意味で違和感があります。
という事でアレは「小説」という分類にしております。おそらく、この境界線の違いであり受け取り方の違いだとは思いますが、今のところ「アレはエッセイである」という風にレビューを行った作品の皆様からご意見を頂いた事がございませんので、作者自身がエッセイと思っていないのもありますし、今後もエッセイとして扱う気はありません。
パンフレットに漫画付いてる冊子がたまにあるじゃないですか。あんな感じだと思ってます。
さて、長くなってしまいましたが、頂いたご意見は今後の参考にさせて頂きます。
皆様には度々ご迷惑をお掛けいたしますが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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