第4話への応援コメント
〉貴族の女の恋の相手は、貴族の女しかありえない。
そういうことですか。男性は子供を産む道具なのですね。でもエリカはアランが好き。
だから自分で手にかけたい。
そう思って呼んだのに、殺した途端その気持ちはまるでなかったかのように……。
エリカは貴族の女らしくなってしまったのでしょうか?
最後のナオミと同じ顔というのはそういうことですか?
なんとも複雑で、悲しくなる話でした。
レビュー書きたいのですが、ごめんなさい。この作品には書けそうにないです。
ただ、まりこさんの頭が覗いてみたくなります。
短編なのに、このどっしりとした重く悲しく怖い読後感は見事です。
作者からの返信
いろんな解釈があるとおもしろいなと思うのですが、作者的には、エリカがアランを殺すことで、自分も殺してしまったという設定です。ファンタジーの世界の心中ですね。なので、アランを殺した時点で、エリカは別人になっています。ナオミと顔が同じということは、ナオミも同じような経緯をたどって今のナオミになった可能性も? そのへんは続編で書いてみたいテリトリーです。書くかどうかはわからないのですが。
命をかけて尽くす純愛というものを、現実の道徳や倫理観から自由な世界で書いたらどうなるんだろう、と思って書いたのかなと思います。
自分で書いた話なのに、「なんでこんなの書いちゃったんだろうな?」と思ったお話でした。笑
暖かいコメントの数々とお星さま、本当にありがとうございます!
悲しい気持ちにさせてしまってごめんなさいっ。
第4話への応援コメント
こんにちは。
価値観の転換した世界で、愛のあり得るかたちを提示した、心ふるえる物語でした。
貴族として異端だったエリカが愛する男を手にかけて覚醒する様子は、『刺青』を髣髴させました。匂うような上品なエロティシズムがそう思わせるのかもしれません。
ありがとうございました!
作者からの返信
久里 琳さま! コメントありがとうございます。
恥ずかしながら「刺青」をまだ拝読していないんですが、読んでみます!
身にあまるコメントをいただいて、こちらこそ心がふるえています。
小説、書けなくなってしまって、今お休み中なのですが、暖かいお言葉、とても励みになります。
お星さままでありがとうございました。