第47回 豆君を解放しようとする犯人を見つけてあげるからね

「浜水ちゃんって、ガチ恋勢って言ったけど。

なんで、反応してくれなかったの?

我、寂しかったよ~」

卑弥呼様は、何気なく聞いてきた。


「私、同じキラライブに入ってから伝えたいなと思っていたんですよ。

だから、卑弥呼様のために転生も考えていたんですよ。

こうやって気持ちを伝えてくれてよかったです。」

本当に感激しているみたいで目を少しウルウルさせながら、浜水は言った。


「本当にうれしいな。浜水ちゃん、すぐにサシコラボしよう。」

卑弥呼は勢いよくしゃべっており、本当にうれしそう。


えっ、うれしいんだけど、これで卑弥呼と離れることができるんだね。

よっしゃー!善は急げだ。


「卑弥呼様、よかったじゃないですか。ガチ恋勢がきてうれしいでしょう。」

俺は、結婚した友人に祝福を送る感じに祝った。


「豆君も祝ってくれるの。我、うれしいな。」

卑弥呼は、いい点数を取った子供が親に褒められるみたいに喜んだ。


「そりゃ~。もちろんですよ。

2人の邪魔にならないように俺はこれで去りますね。」

2人のてぇてぇを邪魔しないためにエドはクールに去ろうとした。


「えっ、ちょっと待ってよ。」

卑弥呼様は、まるで好きな人を止めるような感じで言っていた。


―――――――――――――――――――――――――――――

一方、厄介ひみ豆推しオタクの夏目解説員の配信


「う~ん。豆君、やっぱり卑弥呼様の事好きではなかったんだね。

ネタって感じもあったしね。」

夏目解説員は、芸能人のイメージが崩れたような感覚に襲われており、少ししんみりとしていた。

コメント

: 豆は、ちょいちょい、卑弥呼様から離れたいと思っていそうだったもんねw

:豆は、ロリ好きだから、性の趣向的に反対なんだよね。

:あの告白は、ネタがなく、しょうがなくやったんや。


「別に気にしていないけどね。

私たち、全員で赤信号を渡れば、青になるし。

法律が、黒であっても民意で白になることもある。

簡単に言えば、真実は曲げられるのよ。」


コメント

:豆は、卑弥呼様が好きだということに無理やりするのかw

:ひみ民もそれ思っていそうで怖いわw


「豆君が逃げようとしているけど、私たち、ひみ民は逃がしませんからね。

こんな事で縁は切らせませんから。」

夏目解説員は、主人公の決め台詞のように言っており、覚悟は本物だ。


コメント

:ひみ民代表として頑張ってw

:卑弥呼様の逆杞憂民もこんな感じなんだろうなw

:なんだかんだで、卑弥呼様と切れないよ。豆はそんな運命の元で生まれている。

:決め台詞来ましたw


「豆君を解放しようとする犯人を見つけてあげるからね。」

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