第17回 卑弥呼様のラッキー解除術
卑弥呼は、爆弾解除を行おうとしており、爆弾を観察していた。
「仕掛けはおそらく3つだね。まず、ワイヤーから処理していこうか。」
卑弥呼は、切羽詰まった声で答えてくれた。
「ワイヤーは何本ですか?」
俺はマニュアルを見ずに、言った。
コメント
:えっ、マニュアル暗記しているじゃんw
:忖度するなら、人間やめないとなw
:マジで暗記して来ているw
:暗記していやがるww。
「わかった。ワイヤー数えるね。」
卑弥呼は、すぐに答えた。
「あっ!!」
卑弥呼は少し驚いた声を出した。
「数えようと思って、間違えてワイヤー切っちゃったw」
卑弥呼は笑いながら、謝ってきた。
このミスに対して、怒りより焦りが生まれて、思考が止まってしまった。
コメント
:卑弥呼様ポンコツだわw
:暗記が無駄になった瞬間w
:これがひみ豆の神髄だわw
:うちの卑弥呼様が切ってしまってすいません。 $1万円
上のコメントが流れている中、ピコンと正解の音が鳴った。
「あれ?正解だったみたいね。緑のランプがついたよ。次の仕掛けにいこう。」
卑弥呼は子供のように喜んだ。
「赤いボタンに押せって書いてある。どうしよう。押したくなっちゃう。」
卑弥呼は、ボタンを押してしまった。
ピコンと正解の音が鳴った。
「やった~。正解だ~うれぴー。」
卑弥呼はきゃーきゃー騒いでいた。
全暗記してきたのに、努力が水の泡になるのかよ・・・。
だいたい30時間は勉強したぞ・・・
と内心では絶望している。
コメント
:卑弥呼様、悪い意味で運がいいなw
:純粋な子供見ている気分だわ。ひみ民の気持ちわかる~。
:これは、世間知らずのお嬢様があそんでいますねw
:恐怖のイメージとのギャップが強くて、あやしたくなる。
:卑弥呼様、かわいいです。エドさんとの時にこういうの見れるからいいですね。
:暗記の意味とはw
;暗記が無駄w
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一方、厄介ひみ豆推しオタクの夏目解説員の配信は。
「豆君、やっぱり頭いいね。あれ全暗記したのすごいよw。
ここまでくれば、感動だね。」
夏目は、感心していた。
コメント
:腐ってもチームインテリだもんな。
:暗記に関しては神だよね。
:発想は岡野、暗記は豆、読解は夏目ちゃんで分担できているもんね。
「いやいや、私はチームインテリじゃないよ。国語も点数高くないし。
無理やり、入れられただけだよw。ただ、文学が好きなだけだよ。
私も頭よくなりたいよ。2人がうらやましい」
コメント
:お前ら、3人全員コンプレックス持っているよなw。
:チームインテリは、お互いのことをいい意味でも悪い意味でも尊敬しあっているもんね。
:お前ら、3人とも天才だよ。大手事務所に入っている時点で。
「ごめんね。コンプレックス爆発させちゃって。」
夏目は申し訳なさそうに謝った。
「それよりさ。全暗記が水の泡になったのは草なんだけど。
卑弥呼様のポンコツ最高なんですけど。」
コメント
:豆が不憫で草
:豆の努力が水の泡になって草。
:ひみ豆で当たり前の光景ですねw
:卑弥呼様は気付かない間に豆虐しているw
:卑弥呼様のポンコツ面白すぎるw
「卑弥呼様に対して恐怖しかなかったから、
ギャップで無邪気にボタン押している姿がかわい過ぎて死んじゃうね。
ひみ民はこのギャップで 落ちていくのか。
卑弥呼様って、お姉さまじゃなくて、ポンコツロリお嬢様だね。
私が、卑弥呼様のお母さまになるわ。」
コメント
:ポンコツロリお嬢様www
:卑弥呼様に母性目覚めてしまった草。
:切り抜きが多くて、切り抜き師が大変だわw
:褒めているのに毒舌になるねw
:この配信は3画面推奨しています。
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