静かなる退職
最近、この言葉が流行っているようですね。気になったので、ネットで調べてみると、「労働契約上で必要最低限の仕事しかしない」という意味らしいです。
仕事熱心な人からしたら、「怠けている」とか「舐めている」と思うでしょう。
しかし、この静かなる退職をする人には理由があります。
それは、頑張っても評価されないそうです。「頑張ったって、大して給料が上がらない」、「目標を達成しなくても、よほどの事がない限り、クビにされない」。つまり、自分に指示された仕事且つやるべき仕事をすれば、問題ないという考えにいきつくということ。
日本の法では、「合理的な理由がない限り解雇はできない」というのがある。合理的な理由が、対象の労働者をクビにする理由にあたるのが難しい。これが、静かなる退職をする人が現れた要因でしょう。
減らすには、労働環境を変えれば、静かなる退職が減るのですが、とはいえ、なかなか、いかないのが現実。人手不足による労働時間の多さによる疲弊。業績不振で昇給額が少ないなどといった、労働問題が山積み。このまま、悪化すれば、静かなる退職をする人が、かなり多く占めるのも時間の問題でしょう。
一筋縄ではいかないのが、社会問題。難しいものです。
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