第131.5話 救出劇

 私はどこにいるの。あれいないじゃん。 いるよいるいるよいるいるってあれ? 


 今私はいます。


 ちょっとまってちょっとまってナナナちゃん。


 ナナさんどこに行ったの?


 ねえ、聞こえてる。


 私はここにいるの。


 私はここにいるのん。 のんのんのんねのん。

 


 いいからいいから。 出てきなさい。


 大丈夫なのねんの。 大丈夫なのね。 ここにいるから安心してね。


 まあいいや。 そういうことにしておこう。 セオリー道理に行こう。 星明はどこに行った。


「ちょ待ってちょっと待ってミミちゃんは?」


「まさか。 取り残されてる。 そんなバカな。 いや」


『いやいやよいやいやよ酷くないよ ひどいよ、痛くないよ、痛くないよ、助けて助けて…助けて…助けてぇ!!??!!?!?! -あぁああああああああああああ嫌ぁアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』


 地獄から聞こえたのか……叫び声が頭の中に響き渡った。


 声が聞こえる。


 助けないと死ぬという声が聞こえる。


 山神ミミちゃんが危ない。


 ミミちゃんが危ないのか。 星明はどこに行ったんだ!

 おいこうたろう。 孝太郎聞こえるか?


 俺だ、近藤だ。


 近藤さんどうしたんですか?


 ミミの声が聞こえない。 星明もいない。 どこに入ったんだ一体。


 わかりませんね。 僕は今料理を運んでいるので。

 と星明はぼやいていた。不思議と怖いという感情は出なかったが。

◇△☆


「こちら星明こちら星明。 聞こえてたら返事をしてくれミミ」


「いないのか。 どこに行ったんだ。ミミ。 ミミミミどうしたんだ。 どこに行ったんだ。 ミミ。 ミミ!!」


 どこに行ったんだよ。 返事してくれとセイメイは流石に心配する。


 美看!


 ミミどこ行ったんだよどうした ミミィミミい!どこに電話 してるんだよ?


 着替えのところにいないじゃないか。どこに行ったんだよ 耳。 生命は考えたなぜここにいないのか。 ここはくらやみのほらあな。場所だった。 でも違う。 ここには無情な空間が連続している。


 可能性の未来を破壊しようとする何者かの手が多い。押し寄せてくる。何が一体何が押し寄せてくるんだ。何が押し寄せるんだよ、一体どういうことだよと。 生命は考えた。


 どういうことだあれ。 分からない。 なぜなんだ。


 生命は考えた。僕の力を使えば。


 そうそうだよな。 そうそう。 僕の力を使って照らせばいいんだこの世界を こんな風に手を回転させながら急に上げて。 そのまま。 光を放つ。


 まるで線香のライトのように線香の光線のように光線を放つように生命は。 光の星を放った。


 現在は闇の世界ではなかった。 しかし、光が頂点に達しようとしていた。


 よしこれで照らせるな


 このまままっすぐ。照らす。


 そしてミミを探せる。


 みみみみ。 みみみみどこだどこに行ったんだみみみみみみ みみみみ。 ミミ。 みみみみ。みみみみいるんだろうそこにいるんなら返事をしてくれ 頼む後生だからお願いだ。 返事をしてくれ。 俺の声が聞こえないのか。


 嘘だろまさか本当に聞こえないんじゃ


 そんなわけないだろう。 そうそうそうだよなそんなわけない声が届かないなんて、そんなことあるわけがない。 嫌だよなぁ。 そうだよな声が届かないって誰がそんなことするんだ。いったいそれは誰のせいだ。いやその俺の声は聞こえているんだ。


 どういうことだろう。 なんでだなんで聞こえないそんなわけない聞こえてるんだ聞こえてるはずなんだ おかしいそんなのおかしいよ 聞こえてるよ。 なんでだなんで声が届かないんだでもおかしいどういうことなんだ


 なんでだなんでなんだ 耳聞こえないのかミミ……。 美看!!!!!


☆☆★★★ 


 やばいことになったら竹琉。

 確かにこれはおかしいな。 ナナナ?


 タケルこれはどういうことなんだと考えていた。これは多分妨害している奴がいる。


 そいつらを叩かないとやばいぞ。


 消えるぞたぶん そんなそんなバカな。 そんなことあるのかいやある やばいぞ。


 いったい誰が観て誰がそんなこと。幻術使いなのか?


 なんなのだそれは。幻術使い幻術使いだって。 幻術使い。 一体誰がそんなそんな人いるのいるんじゃないいたらおかしいいと思う。幻術使いがいる?


 誰だそれは 俺たちの仲間にいるんかいな。

 電導もいるようだ。


 ナナナは考えていた。「いるのねそれはそれはいないと思うのに思います 多分いない。 誰が敵か。 敵がいるのか。これは……わからないのねん」

 ユキトは考えた。幻術使いがいるならそれは一体どのような存在なのかと


 そいつらは一体どこにいるのかと考えた。 しかしまだ答えが出ない しかし、今は星明とミミさんを引き離したやつらを。 倒さなければいけない。


 ということは考えた。 とユキトは考えた。 ユキトは考えただからこそみんなの力を結集させなければ と。


 どこに行ったんだいったいナナカ……


 絶対おかしい誰かが何かしてるのね。止めないと一体誰が誰が悪いの。


 殺さないとそんなやつ。 殺しに行く。


 何言ってるんだ。 おいやめろやめさせろナナナを止めろ。


「ははは。 ははははははははははははははははははははクソみたいなやつらをあぶり出すね これから干からびるまで八つ裂きにするのね」


 火を焚きます。


 そしてあぶり出します。


 ふるいにかけます。 そして奈落の底に落とします。


 そうすればいいのね。

「はははははははははははははははははははははははははははは殺してやるのね絶対そんな奴らぶっ殺してやるのねん」

 とナナナは恐ろしい考えを持っていただから拳を握りしめて玩具のナイフを手に持ち、玩具の爆弾を生み出して、世界を飛び越えた。

 

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