060 望まない形でのランクインをしました。
今回はネタバレを含みません。
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こちらをご覧の方はあのたった415字のエッセイを読まれましたでしょうか。小説家になろうのエッセイジャンルで日間2位、カクヨムのエッセイジャンルでは日間1位になってしまいました。何が人気が出るのか分からないものです。
正直こちらで上げておけば良かったと後悔しています。単体で上げるべきではなかったと。ですがあの時は不特定多数の方に見ていただきたいと思ったのです、発作的に。やはり今はその判断を後悔しています。
詩ともエッセイとも区別がつけられない変な随筆を投稿してしまいました。反省しています……。
私もいつ書き手の暗黒面に堕ちないとも限らないので、光の戦士であるうちにそれを書き留めておきたくなったのかもしれません?
外的要因はこの際語りません。それはあらゆる書き手さん共通の悩みです。悪いのは私。
そもそも私が悪いのです。色々とエッセイを読み漁って、底辺作家でも不人気ジャンルでも完結さえさせればPVが十倍に膨れ上がるブーストが発生するとどこかで複数読んだのです。
なんと愚かなことでしょう。丸っとそれを鵜呑みにしていたのです。いつしかそんな不確かな情報を拠り所に必死で書いていました。
「今がこれくらい。その10倍ともなれば!」
満足です。とにかく第8話を読んでwikiにたどり着いていただきたかったのです。そして、そうなればあの処女作を成仏させてあげられると信じて疑いませんでした。
それが盲信だったと知ったのは昨日です。なかなかのダメージでした。ちょっと検索の語句を変えるだけで出てきます出てきます。完結ブーストが無い、無いと。
元が素朴な人間なので信じて疑わない、いいえ、自分の信じたいことを盲信する癖が出ました。
それで去年の夏頃でしょうか、読まれない読まれないと嘆いていた書き手さんのことを思い出しました。そこでようやくその書き手さんの気持ちを真に理解したのです。
それでつい、あのような文を拝啓あの時の書き手さんとでも言うが如くしたためたのでした。
ですがやはり発表すべきではなかったように思います。書くだけ書いて、いつものように削除すべきでした。魔がさした、のだと思います。
あれだけ支持されてしまうと消そうにも消せません。まさかあんなに注目されるとは。恥部丸出しですもの、恥ずかしいことです。
でも考えてもみてください、このエッセイでのおれごん未来は常に裸でした。あの処女作でも最終話付近はやはり裸でした。裸のおれごんがあそこにすでに記してあります。それと比べたら何も変わらないですね、いつも通りの私です。
改めて考えるとあれはTwitterの140字の詩のようなものでしょうか。それで一瞬でもホッコリしてくれる人が居ればそれで良かったのかも、あれはあれで存在して良かったのかもしれません。
そうやっていつも通り色々と理屈をこね回して、結局はポジティブに締めるおれごんなのでした。
PV10倍の夢は10年かけてコツコツやりましょう。何か新作を書いて人気が出れば旧作も読まれるかも知れません。
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