第3話
美容室で髪を切り生まれ変わった真昼はみんなと待ち合わせ場所である喫茶店に入った。僕が入った瞬間にお客さんが一斉にこちらを見て口をパクパクさせている。よしよし!イケメンになれてるなー。
真昼はホクホクした気持ちでみんなのいるテーブルに向かうと母はニヤニヤしながらこちらにスマホを向けてパシャパシャしている。妹の夜空はよだれを垂らしながら手を気持ち悪いくらい動かしているし姉の朝陽は僕に気づくやいなやこっちによって来てぎゅっと抱きついてきた。
「真昼!あーまひる、まひるかわいい!やだーかわいすぎる!くんくんは〜いい匂い!もうもうもう!」と変質者よろしくやっていた。
「あー朝姉!ずるい!ずるい!あたしもおにーちゃんとぎゅっとしたい!」といって横から夜空もぎゅっと抱きついてきた。くるしいんだけど。
今までずっと写真を撮ってた母も
「二人とも落ち着いて!ここはお店なのよ?家じゃないんだから。全く。」といいながら二人をどかして母が僕に抱きついてきた。
「はぁ〜まーくん。立派にイメチェンできたね!もう最高の息子よ!はぁ〜お持ち帰りしたいわ〜」一番やばかった。
「お、お母さん?ここお店だよ?ちょっとはずかしいな。でもありがとう!これで立派な男になったよ!ニコ」
真昼の必殺ニコが発動!これは至近距離に居たものは言わずもがな周囲にいるものももれなく死なせる。必殺技である。よって
「「「「「ぐはっ!!!!!」」」」」
たったいちニコで死に追いやる真昼は核兵器並みかもしれない。このあと復活した姉、妹、母と一緒に服を見たり高校で必要なものなどを買って家に帰ってきた。このあと父が帰ってきて真昼を見たあと真昼のどう?どう?いいでしょ?の笑顔に殺られて永眠されたことは言うまでもない。
明日は入学式。真昼のかわいい伝説がはじまる!
一応真昼は主人公だから!ヒロインも出てくるけど…………やっぱ真昼がかわいいよーーーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます