2018…2

#呟怖 #実話

排水口の中を掃除。

水が流れ込んでくる部分があって、そこから黒い何かがバラバラと流れてきまして、なんか引っかかってうまく流れないのが気になり、ちょっとスポンジで触ったら、ぬるりとなんか翅的なものが見えて、ヒッってなって割り箸で引っ張り出したら…水の勢いでながれ…。

2018年7月12日 18:18


#呟怖

最近通販で頼んだ商品が指定した日にとどかず、2、3日遅れてくる。

でもそれは逆に僕にとってはうれしい。

不届者の僕はその時必ず荷物を配達してくれる配達員の女性を好きになってしまったから。

あの人の事、全部知りたい。

何をかったのか、どんな趣味か。

どんな部屋か。

2018年7月11日 22:24


#呟怖

夢でも、霊でも、なんでもいいから会いたいと願った貴方は、少し歪んだ残像のようなすがたで、私にこう言った。


あんただれ?

2018年7月9日 21:09


#呟怖

ナーランダー

ナーランダー

チューガクノイジメッコ

ナーランダー

ナーランダー

アカザ、シロタ、ヒイロ

ツギハオマエ二

キメタカラ

2018年7月8日 16:35


#呟怖

この階段さぁ、角度きつくない?

しかもさぁ

˚


行き先無いんだぜ。

'

'

そう言っていた友人は

階段とは関係ないビルの、

階段でもなんでもない壁に半身埋まった状態で見つかった。


だが、俺は気がついた友人が埋まった壁の高さはあの階段を上ったところだって。

2018年7月8日 16:10


#呟怖

あんなに愛していたあの人は、最後までわたしの肉を食べなかった。

村にはわたし以外残ってない。

人魚の私は海に潜ればお腹はみたされる。でも、あの人も優しい村のみんなも飢饉でバタバタ死んでしまった。

みんなも私を食べなかった。

食べてくれたら助けられた。

私はもう、海からでない。

2018年7月7日 10:50


#呟怖

しょうがっこうで、かわれていたの。こどもはわたしをうさちゃんてよんでくれて、おうちのおそうじ、あたらしいごはんとおみず。だいすきだったのに、あるひおとながやってきて、わたしをおさえ、「お前、やらせろ」ときいたことないことば。

わたしこわくてかんだの。ちだらけなの。 2018年7月6日 16:53


#呟怖

このドールハウス、とても良くできてるわぁ。

昔子どもの頃に閉じこめられた家とそっくりよ。

壁や襖のシミは茶色でガサガサしてて、爪でガサガサを剥がすと下の方は赤黒くベタベタして鉄の匂いがしたっけ。最初は気持ち悪かったけどそのうち楽しくなってね。

壁までガリガリガサガサガリガリガ

2018年7月6日 15:16


#呟怖

ハロウィンの時期に使用する広告の撮影でメーキャップしてもらったんだけど、顔をバッチリ化粧で作って超美人に出来上がったから思わず口開けて笑っちゃった♫

2018年7月3日 21:22


#呟怖

何みてるの?

あ!ああ、君、見えるんだ。

え?みんないるのかって?

当たり前でしょ?

君は自分の見たことないの?

ない人なんて今のところあったことないな。

憎悪の塊。

2018年7月3日 18:02


#呟怖

今日は娘が、昨日は息子が、おとといは犬が、さきおとといは猫が、4日前は主人、5日前は義父が。

「裏庭からこんなもん拾った」

義母のかけらを拾ってくる。


#呟怖

「なーなー、じーちゃん!」

「なんや」

「なんか、こう、肩車しとるからやろか?すれ違う人とか、いろんな人がこっち見てる気ぃがすんねんけど」

「そりゃお前みたいな、体つきの奴らこっちにはいいひんからな。あいすくりんこうたるから、家に帰るんやぞ!」

2018年7月1日 19:44


#呟怖

こんなの聞いてない。

こんなに大きくなるなんて聞いてない。

猫って聞いたはずなのに。

2018年6月29日 23:54


#呟怖

墓守りの休憩。

「はぁー今年はホタルが沢山飛んで綺麗だなや」

2018年6月29日 23:51


#呟怖

漬物は浸透圧の差による細胞からの水分の吸出し、細胞壁の破壊、味成分の細胞内への流入により出来上がる。

原理さえわかれば、人体でも同じ事ができる。


さぁ、召し上がれ。

2018年6月29日 23:47


#呟怖

雨降るとさー、水浸しになるんだよ、墓の中。骨壷に水が入んじゃ無いかってはらはらすんのんよ。

だから、雨の日は安らかに寝られるなくって、ついついね。


#呟怖

「ねーさんはなにかとずるい。

角だってアンシンメトリーだし、伏し目がちな顔が超美人だし、髪の毛もさらさらストレートだし!青いきもの似合うし!ずるい。」


#呟怖

遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体遺体

息子の漢字の書き取りの宿題。


#呟怖

植物は進化する。

木に寄生して大きくなる。

いい香りを漂わせ虫をおびき寄せる。

虫にしか見えない色を纏う。

ベタベタする粘液で虫を絡め取る。


大きくなったら虫では足りない。

動物、カラスなんかを食べた。

大きくなったらそれでも足りない。

人はどうやって捕まえようか…


#呟怖

「一番はじのくっきりは一丁目の前川じーちゃん。隣は二丁目の秋迫ばーば。三番目は三丁目の神崎さんちのイヌのさな。四番は四丁目の斉藤さんちのアキラくん。一番端っこは五丁目の佐藤さんちのユメちゃん。」娘が突然壁を指差してそう言った後私の顔を見て「次はママの番だね」皆鬼籍に入った人


#呟怖

こいつらは僕が生み出した。

僕が、僕が、居なくなれば消えるはずだ、消えるは、ず…


#呟怖

あー今日もあいついるわぁ。

自分の首だけうちの塀の上に置くんだよねー。

そこだけ塀の色が赤くなってるからやめてほしいんだけど、なかなかいいだせなくてね。


#呟怖

ばっちゃが言ってた。

木の精が自分の木から離れると長生きできんからって。

でも、あたし、長生きよりあの人と一緒に短い一生を生きたい。


「お前はいつまでも美しい…」

あの人はそう言ってくれたんだよ。

玄孫の僕の手を握りながらおおばあちゃんは亡くなった。


#呟怖

蠱毒の壺の中。一人孤独。

仲間と放り込まれた。

食べ物無くなりひもじくなった。

仲間が言った、私をお食べ。

順繰り、皆仲間のために我が身を差し出す。

僕は最後に残った。


「グフっ、な、何でこいつこんなに弱いんだ…戦って残ったは、ずだろ?」


ごめんよ…


#呟怖

何度この階段を登って君に会いに行っただろう。

みんな変な事を言うんだ。

最近僕が痩せたとか、僕が向かっている先には何もない筈だとか。

君の住む洋館は立派だし、僕は元々痩せてる。

ほら、白いブラウスにロングスカート、手を振る君。


じゃり。

足元には沢山の白い骨。こんなのあったか?


#呟怖

今から貴方を貴方が奪った数々の命と同じ方法で殺しに行くよ。

周りに飛ぶのはそういう人から生まれた魂の蝶。


貴方がおもちゃにした小さくかわいい命達の代償。


鬼畜な貴方にはもったいない美しい蝶に変えてやろうって言うんだから、私も酔狂なもんだよ。


#呟怖

あれを封印したネックレス。

やっと浄化が始まったらしい。

全てがブルーに変わるまで、私はあと何人の大切な人の死に向き合う事になるのだろう。

長い長い年月を一人で生きることなどできはしないから。


#呟怖

あの顔も、この顔も、

僕の顔にはなってくれなかったんだ…

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