火に油
綾なりに零した飴細工の 突出した 硝子の
デブリを救出する。
剣ヶ峰に経つ、その時々の吹き抜けに 一陣と罵倒す
後ろ盾にも 同情を 額づくばかりで辞めてしまいなよ。
そンな日もあって、
風下の白装束 神輿を担ぐたすき掛けの その風貌の
陰日向に咲く 今や
いまやと 更地の一等地で 角張りだけを こよなく。
米粒に笑顔を貼り付ける そんな夢ばかりが
溶け込んでいく、
見続けていたいものかと、砕氷に紛れ 雪崩に喰われ
一閃の疵が
杞憂にも煙に巻き、心底明いものですから。
取り急ぎに雪ぎ
ふやけては潤む 私共の影絵共々をどうか、
凍りついて仕舞わぬうちに
私を昇華せしめ、どうかお忘れに成っていただきに
イカシテハコロシテ
深爪とあかぎれの 漁火でらくに慕っては炙る、
芳香が
こりゃまたまた、染み出しては冒し可笑し。
お菓子名ばかりの甘い弑逆を喉元へ
押し当てなさって。私、今宵もしにとうございます、
夙に短命の至高へ、
あげまして、ましてや、どうかどうか。
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