お題「節制」

僕の彼女は節制が大好きだ

「お醤油使いすぎ!」

「一駅なら近いから歩こ!」

「トイレの電気、消し忘れ!」

そんな感じで、日々節制に勤しんでいる


そんなある日、神妙な顔をして僕を見てこう言った。

「私、気づいちゃったの。一番節制できるところ」

そして

「別れましょ、さようなら」


僕は彼女にとって「過剰な存在」だったようだ。

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