episode185 魔力紋の認証用の魔法道具への細工

 マーチャット商会の魔法道具部門の管理所へと戻って来た俺達は、潜入に当たっての最終確認を行っていた。


「さて、確認するが今回の目標はここの倉庫内にある事務所だ」


 今回の目標は倉庫内にある在庫や注文の管理をしている事務所だ。

 目的の資料はそこにあるはずだからな。まずはここを目指すことにする。


「それで、どうやって敷地内に侵入するつもりなの?」

「適当なところから柵を越えて侵入するつもりだ」


 敷地内への侵入方法についてだが、普通に適当なところから柵を越えて侵入するつもりだ。


「結構、適当だね」

「まあな。闇魔法で姿を消して侵入するという方法も考えたが、それは止めておくことにした」


 闇魔法で姿を消して侵入するという方法も考えたが、あの魔法は魔力を纏う関係上、魔力を感じ取られやすいからな。ある程度の実力がある者には簡単に気付かれてしまう。


 まあここの従業員は一般人ばかりのはずなので大丈夫だとは思うが、念のために止めておくことにしたのだ。


「そうなんだ」

「ところで、あの四人は消しておかなくて良かったの?」


 と、ここでアーミラがそんなことを聞いて来る。


「まあ何の罪も無い一般人をこちらの都合で殺すわけにもいかないからな」


 アーミラの言うように、彼らを消してしまえばバッティングする可能性を無くせるので楽になるが、そのためだけに殺すわけにもいかないからな。あの四人のことはそのまま放置している。


「ふーん……やっぱり、エリュは殺す対象は選ぶんだね」

「俺が誰彼構わず殺すとでも?」

「でも、仕事なら殺ってたんだよね?」

「いや、別に俺は仕事でやっていたわけではない」


 俺は誰かに依頼されて殺っていたわけではないからな。仕事として暗殺をしていたわけではない。


「暗殺者は誰かの依頼で殺るものだけど……まあ良っか。これ以上は聞かないでおいてあげる」

「そうしてくれ」


 詳しく聞かれても面倒だからな。そうしてくれるのは助かる。


「それで、どこから侵入するの?」


 ここで話は戻って、どこから管理所へと侵入するかについての話になる。


「あの辺りでどうだ?」


 俺が提案した侵入場所は倉庫近くにある建物の陰だった。

 ここであれば見付かりにくいし、目的の場所にも近いからな。この場所が一番良いように思える。


「そうね。それじゃあ行きましょうか」

「ああ」


 そして、俺達は例の四人組に姿を変えてから、その場所から隙を見て管理所の敷地内に侵入した。






 管理所の敷地内に侵入した俺達はそのまま倉庫に潜入していた。


「ここが倉庫か」

「綺麗に整理されてるね」

「そうだな」


 倉庫内は区画ごとに荷物が整理されていて、きちんと管理がされているようだった。


「さて、倉庫内の管理事務所はそこだが……当然人はいるか」


 管理事務所に注意を向けて内部の様子を探ってみるが、中には人がいて事務作業をしているようだった。


「どうするの?」

「何とかして資料を手に入れたいところだが、ひとまず様子見だな」


 事務所に入って資料を探したいところだが、いきなり入って資料を探すと確実に怪しまれるからな。

 ここは一旦、様子見をしてチャンスを伺うことにする。


「分かったよ」

「とりあえず、倉庫内の様子を見てみるか」


 まだ倉庫内の様子を見れていないので、とりあえず軽く見て回ってみることにした。


(ひとまず、怪しまれてはいないようだな)


 倉庫内には普通に作業中の従業員がいるが、俺達のことを見ても怪しむことは無かった。


「む、これは……今日の出荷分か?」


 倉庫の搬出入口付近の区画を見てみると、そこには紙が貼られた木箱が積まれていた。

 木箱に貼られた紙には出荷先や出荷日を記した紙が貼られていて、それを見た限りだとここにある物は全て今日、出荷される荷物のようだった。


「そのようね。となると、どこかに城に送られる魔力紋の認証に使う魔法道具がある可能性が高いわね」

「そうだな。早速、探してみたいところだが、荷物を探っていると怪しまれるので、見られないようにする必要があるな」


 荷物を探って城に送る荷物を見付け出したいところだが、それを見られると怪しまれてしまうので、見られないようにする必要があった。


「とりあえず、俺とエリサで荷物を探ってみる。シオンとアーミラは少し離れた場所で適当に作業をしている振りをしていてくれ」

「オッケー」

「分かったよ」


 四人で固まっていると不審に思われるだろうからな。ここは俺とエリサの二人で荷物を調べることにする。


「さて、調べるか」


 こちらを見ていない隙を狙って、俺とエリサで荷物を調べて行く。


「これは……エリサ、見てくれ」

「……見付けたのね」


 俺が見付けたのは城に届けられる荷物だった。

 貼られている紙には魔力紋の認証用の魔法道具と書かれているので間違い無い。これが目的の魔法道具だ。


「……見られていないな。中身を確認するぞ」


 誰にも見られていないことを確認したところで、蓋を開けて中身を確認する。


「これが使われる魔法道具か」


 木箱に入っていたのは台座に水晶球のような物が乗せられた形状の魔法道具だった。

 魔法道具は二つ入っていて、どちらも同じ物のようだった。


「そのようね。私が確認してみるわ」

「ああ、頼んだ」


 魔法道具に関してはエリサの方が詳しいからな。ここは彼女に任せることにする。


「どうだ? 何か分かったか?」

「ええ。この装置のことはもう分かったわ」

「そうか。それで、対策はできそうか?」

「できる限り努力はするわ」

「……そうか」


 つまり、できるかどうかは分からないということか。


「とりあえず、戻して二人にも報告するか」

「そうね」


 ひとまず、目的の物は見付かったので、一旦、二人と合流することにした。

 魔法道具を木箱に戻して、そのまま何事も無かったかのようにその場を離れる。


「見付かった?」

「ああ」


 二人と合流したところで、目的の魔法道具が見付かったことを報告する。


「そうなんだ」

「では、もう戻るぞ」


 ここでの用は済んだので、変身対象とバッティングしない内にさっさとここを出ることにする。


「その前にちょっと良い?」

「何だ?」

「面白そうな物を見付けたよ」

「面白そうな物?」


 だが、シオンが何かを見付けたらしく、そのことで話があるようだった。


「うん。あっちにある箱の中身を見てみて」

「……あれか?」


 シオンの視線の先には一つの木箱が置かれていた。

 ひとまず、周りの従業員に見られないように注意しながら、エリサと一緒にその箱の中身を確認してみる。


「これは……先程の魔法道具と同じ物か?」


 その木箱の中には城に納品する魔力紋の認証用の魔法道具と同じ物が入っていた。


「いえ、組み込まれている術式が違うわね」

「そうなのか」


 見た目が同じだったので同じ物かと思ったが、どうやら組み込まれている術式が異なっているらしい。


「この箱に入っている物はリサイクル用みたいだし、恐らく失敗作だと思うわ」

「ふむ……確かに、その可能性が高そうだな」


 木箱には「リサイクル」と大きく書かれた紙が貼ってあるので、エリサの言うように失敗作である可能性が高かった。

 この施設では魔法道具の製造も行っているからな。注文を受けて作製して、失敗したと見るのが妥当だろう。


「これは使えそうね」

「どう使うんだ?」

「術式に細工をして、納品用の物とすり替えるわ」

「ふむ……確かに、それは良さそうだな」


 装置によるスキャンに対策するよりも、装置自体に仕掛けをした方が楽だろうからな。そうするのが良さそうだ。


「では、目立たない端の方で作業してくれ。俺は見られないように見張っておく」

「ええ、お願いするわね」


 そして、エリサは装置を持って倉庫の隅に行き、作業を始めた。

 俺はそれに気付かれないようにするために、少し離れたところで周囲を見張る。


「役に立ちそう?」

「ああ。今、細工をしているところだ。シオンも見張りをしてくれ」

「分かったよ」


 もう少し時間が掛かるので、シオンにも見張りをするよう指示しておく。


「終わったわよ」


 と、それから少ししたところで細工が終わったらしく、エリサがこちらに戻って来た。


「では、早速すり替えるか」

「そうね」


 細工は無事に済んだので、さっさとすり替えてここを出ることにした。


「む……近くに人がいるな」


 だが、近くに人がいて作業しているので、今すり替えることはできなさそうだった。


「どうするの?」

「そうだな……」


 ここで聞き耳を立てて周囲の様子を探ってみるが、今、倉庫にいるのは今日、出荷予定の荷物の近くで作業している二人だけのようだった。

 さらに、少なくともこの先、十五秒以内に他の人物が倉庫に入って来ることも無さそうだった。


「エリサとアーミラはここで待機、シオンは向こうに行け。二秒で良い。時間を稼いでくれ」

「分かったよ」

「エリサ、それを渡してくれ」

「分かったわ」


 シオンにエリサとアーミラがいる場所とは別の方向に行かせて、俺は受け取った魔法道具を袖の内側に隠しながら今日、出荷予定の荷物に接近する。

 そして、すぐ近くにまで来たところで、シオンに目線で合図を送った。


「うわっと!?」


 合図を確認したシオンはバランスを崩した振りをして音を立てる。

 すると、その音に反応して作業をしていた二人の視線がそちらに向けられた。


(さて、やるか)


 二人の視線がシオンに向けられたところで、袖に隠していた魔法道具を真上に投げて、両手が空いたところで音を立てないようにしながら目的の木箱の蓋を真上に投げる。

 そして、中に入っている魔法道具を手に取って、それをそのまま後方にいるエリサとアーミラがいる場所に向けて投げた。


 さらに、落下して来た魔法道具をキャッチして、音を立てないようにしながらそれを素早く箱に入れ、続けて落下して来た蓋をキャッチして、音を立てないようにしながら蓋を閉めた。


(気付かれては……いないな)


 すり替え終わったところで二人の様子を確認してみるが、隣で俺が箱の中身を入れ替えていたことに気付いた様子は無かった。

 そして、そのことを確認したところで、俺達は何事も無かったかのように倉庫を後にした。


「うまく行ったようね」

「ああ」


 倉庫から出たところで合流して、侵入して来た場所を目指す。


「よく音を立てずにあれだけのことができるよね」

「まあ慣れているからな」


 隠密行動には慣れているからな。この程度であれば問題無い。


「まあちょっと動きが遅かったけどね」

「音を立てないようにしたので仕方が無いだろう? 零点二秒の遅れぐらいは許容してくれ」


 音を立てないようにしないといけない関係上、動きは少し遅くなってしまうからな。

 二秒とは言ったが、零点二秒の遅れぐらいは許容して欲しいところだ。


「まあ気付かれていないのだから、別に良いじゃない」

「ふーん……まあエリサがそう言うのならそういうことにしておいてあげるよ」

「…………」

「何? アタシに言いたいことでもあるの?」

「いや、何でも無い」


 エリサに言われると従順だなと思っただけだ。

 まあ口に出すと面倒なことになりそうなので、言わないがな。


「ところでエリサ、あの魔法道具はどんな物で、どんな細工をしたんだ?」


 あの魔法道具に関して詳しいことを聞いていなかったので、ここでそのことを聞いてみることにする。


「あの魔法道具は身分証などに記録された魔力紋のデータを読み取って、スキャンした対象者の魔力紋と一致するかどうかを測定する装置だったわ。詳しくは確認していないけど、廃棄されていたのはその調整に不具合があったからだと思うわ」

「そうだったのか」

「それで、細工の方だけど、スキャンした内容に関わらずに身分証などに記録された魔力紋のデータを表示して、結果が一致するようにしかならないようにしておいたわ」

「ふむ、それなら問題無さそうだな」


 それであればこちらはこれ以上の対策は必要無いので、問題無く魔力紋の認証を突破できそうだった。


「では、さっさとここを出てマルセイカー家の調査に向かうか」

「そうね」


 そして、侵入したところと同じ場所から管理所を出た俺達は、そのままマルセイカー家の調査に向かった。






 マルセイカー家の家の近くに来た俺達は、少し離れたところから様子を見ていた。


「そこまで広くはないが、いかにも金持ちの家といった感じだな」


 敷地自体はそこまで広くはないが、その外観で金持ちであることが分かる。


「そうね。それで、何を調査するのかしら?」

「やはり、気になるのは家の裏にある倉庫らしき施設だな」


 敷地内を見て一番気になったのは家の裏にある倉庫らしき施設だった。

 倉庫自体は他にもあるものの、情報によるとこの倉庫は使われていないらしく、その用途が不明とのことだった。

 国の方もそれを怪しく見ていて、調査項目の一つにもなっているぐらいだ。


「そうだね。それで、どうやって調べるつもりなの?」

「そうだな……できれば直接、侵入して調べたいが、鍵が掛かっているようだしな……」


 可能であれば直接、倉庫を調べてみたいが、鍵が掛かっているようなので簡単には調べられそうになかった。


「しかも、あの鍵は魔法による鍵も掛かっているわね」

「そうなのか? よく分かるな」

「まあこのぐらいのことは経験で分かるわ」

「そうか。となると、直接、侵入して調べるのは止めておいた方が良いか」


 魔法で鍵が掛けられているとなると開けられない可能性があるので、直接、侵入して調べるのは止めておくことにした。


「見て、中から誰か出て来るみたいだよ!」


 シオンにそう言われて玄関を見てみると、そこから一人の男と二人のメイドが家から出て来ていた。


「ふむ、奴が当主か」


 情報にあったので間違い無い。彼がマルセイカー家の当主である人物だ。


「家族構成は父母に息子二人、娘一人の五人だったよね?」

「ああ」


 情報によると、家族構成は四十代の父母に二十代の息子が一人、十五歳前後の息子と娘が一人ずつの計五人とのことだった。


「当主は門の前に停まっている馬車に用があるようだな」


 門の前には馬車が停まっていて、当主の男はそこに用があるようだった。


「少し話を聞き取ってみるか」


 もう少し近付けば話を聞き取れそうなので、怪しまれない程度に近付いて話を聞き取ってみることにした。


「来たか。確認させろ」

「はっ!」


 御者台に乗っていた男は手慣れた様子で馬車の後方の扉を開けると、そのまま中にいた奴隷を連れ出した。

 奴隷は十三歳から十八歳の少女達五人で、全員、手枷を着けられていてボロボロの布切れを纏っている。


「ふむ……確認した。これが代金だ」


 商品である奴隷を確認したところで、当主の男は硬貨が入っていると思われる袋を手渡す。


「ありがとうございます。今後もご贔屓に」


 そして、代金を受け取った男は馬車に乗って帰って行った。


「お前達、そいつらはいつものように地下に連れて行っておけ」

「畏まりました」

「前の奴らの処理は済んでいるか?」

「いえ、これからです。裏に運び出す準備はできています」

「では、さっさと処理しておけ」

「畏まりました」


 当主から何かを頼まれたメイドは奴隷を連れて家に戻ると、当主もそれに続いて家に戻った。


「裏か……とりあえず、裏口側に移動するぞ」

「分かったわ」


 裏口の方で何かが行われるようなので、ひとまずそれを確認できる位置に移動することにした。

 俺達は全員で例の倉庫が確認できて、かつ目立たない裏口側へと向かう。


「相変わらず外からだと中の様子は確認できそうにないな」


 例の倉庫は入口が家側にあるので、外からだと中が確認できないようになっていた。


「あ、誰か出て来たよ」


 それからそのまま待っていると、家の裏にある両開きの大きめの扉から二人のメイドが出て来た。

 彼女達は大きな木箱を乗せた台車を押して、例の倉庫に向かっている。


「俺達の周囲に人はいないし、家の中からも見られていない……やるか」


 周囲の状態を確認してみるが、誰にも見られていないようだったので、仕掛けるには絶好の機会だった。

 俺は鏡とワイヤーロープを取り出して、錬成魔法の術式を使って鏡の端とワイヤーロープを接合する。


「アーミラ、俺が合図したらこの鏡を倉庫の少し奥の方を狙って投げてくれ」

「良いの? そんなことをしたら見付かるよね?」

「鏡は目標地点を通過したところで、ワイヤーロープを引いて着地する前に回収してくれ。できるな?」


 鏡が着地して音を立てると気付かれてしまうが、その前に回収してしまえば問題無い。


「もちろん、できるよ」

「では、いつでも行けるように準備しておいてくれ。俺は少し場所を変える」


 この位置だと角度的に少し都合が悪いので、俺は少し場所を移動する。

 さらに、それと同時に望遠鏡を取り出して、倍率を調整しておく。


(倉庫に入ったな)


 ここでメイド達を確認してみると、ちょうど鍵を開けて倉庫に入ったところだった。


「アーミラ、頼んだ」

「任せて!」


 そして、俺が指示を出すと、アーミラは三メートルほど真上に跳んで、塀の上からワイヤーロープの付いた鏡を投げた。

 それに合わせて俺も跳んで、望遠鏡である地点を見ながら『帰属する刻限オリジンコード』を発動させて、鏡に一瞬だけ写る倉庫内の景色を見逃さないようにする。


 そう、俺の考えた方法は鏡を使って倉庫内の様子を確認するという方法だった。

 鏡に写るのはほんの一瞬だが、リミッターを外して思考速度を超加速させて、疑似的に周囲の時間を遅くしたような感覚にする『帰属する刻限オリジンコード』発動中であれば、問題無く認識可能だ。


(ちょうど作業を始めたところか)


 鏡に写った景色を見てみると、メイド達はちょうど作業を始めたところのようだった。


(案の定、箱の中身は死体か。どうやら、死体を埋めるつもりのようだな)


 箱の中身は思った通り奴隷だと思われる人物の死体で、メイド達はそれを埋めるために穴を掘っていた。


「よっと……」


 アーミラは予定通りにワイヤーロープを引いて鏡を回収する。


「何か分かったかしら?」


 確認を終えて着地したところで三人がこちらに駆け寄って来て、エリサが俺が見たものについて尋ねて来た。


「ああ」


 そして、先程見た倉庫の中の様子を三人に説明した。


「そうだったのね」

「動くのは今夜で良いか?」

「ええ、それで良いわよ」


 動くのであれば夜の方が都合が良いし、今から仕掛ける意味も無いしな。仕掛けるのは夜にする。


「俺はここでもう少し様子を見ておく。三人は先に戻っておいてくれ」

「分かったわ。二人とも行くわよ」

「はーい」

「分かったよ」


 そして、三人と別れた俺はそのまま監視を続けるのだった。

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