第10話 小さな


小さな小さな


とっても小さなでも


とっても大きな


恋の歌


夢に揺蕩って


麻痺させながら


眠りながら手足と心縛られて


生きてる、もう


四十路も遅い1人のおんなに


こんな夢、あってもいいでしょう


春めく、小さな日々の


恋の囁きが


微笑ましい


小さな歌が

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