おもいつきぽえむ
カチ りょうた
ちかちか
いつもの通学路 ちょっと遅刻気味で走る
いつもと違うタイミング あいつの背中を見た
当たり前に「おはよう」って叫んで
初めてあいつの振り向く姿を見て
たったそれだけのことなのに
目の前がちかちか 胸がドキドキ
毎日見てたのに 全然知らなくて
あいつって カッコ良かったんだ
それからの通学路 やっぱり遅刻気味で走る
出会える最高のタイミング あいつの背中を見つける
大きな声で「おはよう」って言いたかったのに
あいつの隣りのはあの子はだあれ?
目の前がうるうる 胸がちくちく
毎日見てたのに 全然分からなくて
あたしって あいつが好きなんだ
もう見れない もう叫べない
校舎めがけて一直線
それなのに あぁ、それなのに
あいつは「おはよう」って叫んでた
目の前がちかちか 胸がドキドキ
目の前がうるうる 胸がちくちく
毎日見てたのに 全然知らなくて
毎日見てたのに 全然分からなくて
毎日見てたのに 全然伝えられなくて
あたしは「好きだよ」って叫んでた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます