プロローグ:アホベの異世界冒険記
異世界といってもアホベにとっては異世界と別の、ただの世界である。
アホベは長風呂の達人で男湯の時間が女湯の時間になるまでの長風呂をしていたのである。女の声がしたので奥へ隠れたアホベである。
アホベは王子である。しかし、現在は冒険者であり、公共の場での風呂である。
この頃はまだ幼いので身長は低めであるがアホベ王子の身長は青年期で百八十センチメートル前後である。
アホベ王子はさまざまなものに〝なにが〟等と言われて否定されぎみである。
公ではアホベ王子の息子とはされていないがアホベ王子は将来息子を作っているのである。それは、アホベ王子が二十四歳の頃である。
孕まされた相手は絶世の美女である。なぜアホベ王子という転移後いじめられっ子で引き取られた家庭でも家庭崩壊をした廃人少年がそういった女性と会えたのかというと、アホベ王子の転移前を超能力で知っていて、本当は元々いた世界を平和に限りなく近づけたという事実を知っていた女性だったからであるというのである。しかし、少女は偶然そういった洗脳をされていてそう思っている。
アホベ王子はほかの者からもそう見られていて、マスター・バートンという男からもである。マスター・バートンはクリフト・バートンという前と一文字違いの偽名を使って死んでいることにしてハーミットしている麻薬廃人である。
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