case7
「すっげぇ!ここが自殺の名所かよ。うわぁ、これ絶対撮れるよな。マジで撮ろうぜ。」
ちょうど樹海の中の国道へと入ったとたんに、後ろの若者達が騒ぎだしましてね。最初会った時には樹海の自然を見にいくとか言ってたんだけど、やっぱり違った・・と心の中で思いましたよ。彼等は流行りの心霊スポット巡りに行き、その様子を撮影して動画をそういう場所へと流すような今一つの社会問題になってるじゃないですか?不適切な動画を投稿して面白がるてやつです。私は彼等がそういう目的でここに来たんだなて思いました。
「ねー運転手さん?ここら辺のはずなんだけど、赤い電話機がある公衆電話と、自殺者が思いとどまるための小屋一緒に探してよ?」
本当に非常識な子達だなて思って呆れましたよ。そんなの自分で歩いて探せよ・・て思いながらしぶしぶ私も車内から周りを見渡し一緒に探しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます