　「いいから！！！はやく！！逃げて！！！」

しまいには俺に一言うとそのままダッシュで俺より先にエレベーターに乗り込みやがってよ。

　「おい！？何が逃げてだよー！！ちょっと俺を置いていくなよな。」

まとまってない荷物をかかえながら、俺はエレベーターに乗り込んた。

　「おまえら何震えてんの？？」

先にエレベーターに乗ってた2人は何か恐ろしいものを見たような顔でガタガタ震えてやがってよ。顔も真っ青。俺はこいつらの急変した態度こそ怖くなってさ、そのまま扉閉めて1Fのボタン押してそのままエレベーター動かしたんだよ。

　「しかし、あんな部屋によく客泊めたよな？あんたらは。」

嫌味をまた言ってやろうて思って俺はそう言ったんだけど、2人とも今度はだんまり決めこみだしゃがった。

　「おい！話しにならねーからなんか話せよ！！どうしたんだ？部屋から出た瞬間に幽霊でも見たの？」

俺がそう言うと支配人が言った。

　「フロントの事務所で・・」

そう言うと事務所まで黙り込んだまま一言も話さずしまいだったよ。あの2人は・・

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