朝方に見た夢

土方とめ蔵

第1話 芋掘り

 朝おきて顔をあらいヒゲを剃り歯をみがく

すべて処分して空っぽになった部屋

 昔就活につかっていたスーツを着る。わずかに残った物をゴミ袋に詰めゴミ置き場においてくる。履き慣れた靴をはき僅かな金をもち故郷に向かって歩きだす

 道中信号待ちしていると向かい側のおじさんがなにか騒いでいる。どうやら私になにかいっているようだ。私の背中に看板があがっていて芋掘り農園の息子とゆうことがわかり声をかけてきたらしい

 家に帰る道中だと告げるとじゃあ俺も行くとゆうことになった。しばらく歩くとOLさんが声をかけてきた。焼き芋が食べたいので連れていけと言われた

 さらに歩くと小さな子供が声をかけてきた。昔芋掘りしたことがとても楽しかったから連れてってと。流石まずいだろうと思いそのむね伝えたが問題なし、なにも心配すんなといわれた

 ようやく故郷の家にたどり着いた。だれも住んでいないのだがなぜか芋畑は普通にあった。野生化してたのだろうか

 みんなで芋を掘った。焚き火をして芋を焼いて腹いっぱい食べた。久し振りに笑った

 あたりが暗くなり焚き火が消えかかった時

子供がお礼をいって砂金をくれた。OLさんは金のコイン、おじさんは小判をくれた。

 3人は笑顔で別れを告げ土に還っていった


 また独りになったがもう少し頑張ってみようかと思う今日この頃


















 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る