【カクヨム2020短編】✨巨乳ヤンキー美少女✨💕✨ワイルド✨ビーナス✨💕【セッ○ス or デス】✨✨【メフィスト✨ゲーム】✨✨ヤンキー美少女と12時間以内にセッ○スしなければ、即死亡😱💦💦💦

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 【セッ○ス or デス】⚡12時間以内にセッ○スせよ

【さァ、ゲームの始まりです】

 



 この夏……。



 ひそかに、世間を賑わせる【メフィスト✨ゲーム】。




 【セッ○ス or デス】


 究極の選択❗




 12時間以内に、使令された彼女、もしくは彼氏と【セッ○ス】しなければ、即死亡。





 ただし警察へ通報、または保護を申し出た場合も同様だ。


 



【さァ、メフィスト ゲームの始まりです】







 ◇◇◇◇





 逃げ惑う若い男性が、一瞬で青いほのおに包まれ消失する。

 


 一部、ネットから文字通りが世間を賑わせていた。


 

 そんな【都市伝説】がまことしやかに広がりをみせていた。



 【セッ○ス or デス】。

 使令にそむけば、即死亡。





 恐怖が【世界を支配】していく。







 ◇◇◇◇





 窓から差し込む真夏の太陽が眩しい。




 昼休み、高校の教室で僕らはたむろっていた。



 僕の周辺まわりには、もうじき夏休みだと言うのに、色気のない男子ばかりだ。



 話すことと言えば、新作のゲームの事か、好きなアイドルの事くらいだ。



 もちろん全員、彼女は居ない。



 当然、ひとりを除き、全員みんな童貞ボーイだ。




 言うまでもなく僕も草食系アイドルヲタの童貞ボーイだ。



 みんなの手にはスマホが握られている。ネットに夢中のようだ。




 目の前で親友の馬場アキラが僕にスマホをかかげた。


「やべェ~ぜ。ポチ」

 こいつはいつもれしい。



「ポチじゃねェよ……。保志だ。僕は❗

 何度、言えば解るんだ❗❗」



「ほら、この前、隣の西高で首吊り自殺したのッて、どうやら【メフィスト⚡ゲーム】が絡んでいたらしいぜ」

 大袈裟なジェスチャーをまじえてアキラが笑った。



「バァ~カ❗ 話しを盛り過ぎだよ。

 何が【メフィスト⚡ゲーム】だよ」

 アキラに掛かれば、下着泥棒も連続殺人事件並みの大事件にされてしまう。



「マジで、ほらァ~…😆🎶✨」 

 画像を見せてきた。



「だいたい笑いながら言う話しか❗❗

 そのヤンキー、自殺したンだろう……」

 グロテスクな画像だ。


 首を吊ったヤンキーの壁に『メフィスト』と真っ赤な血文字で書かれている。



「ああ、だって、自殺した不良ヤンキーッて、相当な悪党ワルだったらしいぜ。

 恐喝、強盗、婦女暴行……。

 自殺したッて構わないだろ。ポチ😆🎶」



「それもネットの勝手な憶測だろ。

 いい加減な情報を真に受けるなよ。

 それからポチッて、呼ぶな!

 僕は、保志ほしアユムだ❗❗

 いつまでも小学校の時のアダ名で呼ぶな」

 

 馬場アキラは小学校からの幼馴染みだ。




 下らない冗談ばかり言うので小中学校時代は、【ジョーカー】と言うニックネームで呼ばれていた。



「わかってるよ。ポチ。怒るなよ😆🎶✨」

 また馴れ馴れしく肩を組んできた。



「お前なァ」全然、わかってないだろう。


 その時、にわかに教室がザワついた。

 


「ン……❓」

 入り口付近を見ると教室に見馴れない巨漢の不良ヤンキーが現れた。



 スキンヘッドでプロレスラーのような筋骨隆々としたヤンキーだ。


 

「おい、ポチッて、どいつだ❓」

 クラスの気の弱そうな男子に訊いていた。



「あ、彼ですけど……」

 震えながら僕の方を指差した。



「えェ……😲」いったい何だろう。

 僕の知り合いに、こんないかつい不良ヤンキーなど居ない。



 出来れば……。

 いや、絶対、こんなスキンヘッドのこわも持てヤンキーとは、関かわり合いになりたくない。




「……😔」

 僕は視線を合わせないようにうつ向いた。



 教室じゅうがシーンと静まり返った。


 かすかにエアコンのモーター音が聴こえた。




 スキンヘッドの不良ヤンキーは、ゆっくりと僕に近寄って睨みつけた。




「お前か。ポチッて、ヤツは❗」

 同じ高校生のクセにナゼかタバコ臭い。


 もちろん僕はタバコなど吸った事はない。




「いや、あのォ、保志ほしですけど。

 僕の名前は」

 ポチではない。保志ほしアユムだ。

 当然だが、そんなに強くは言えない。



「よォ、体育館裏まで顔貸せ」


「いや、貸すほどの顔ではありませんよ」

 丁重に頭を下げて断った。



「るっせェなァ 黙って、ついてこい!

 殺すぞ😠✨

 ワイルド ビーナスが、お呼びなんだよ」

 襟首を掴んで立たせた。



「えェ…😲 ワイルド ビーナス」

 マジか……。

 


 【ワイルド⚡ビーナス】と言うのは、『泣く子もオシッコを漏らす』と言う我が高校、最強の金髪ヤンキーレディだ。



 美少女にも関わらず、挨拶にやって来た隣りの西高のヤンキーたちを返り討ちにして、ボコボコにしたと言われている。



 ストリートファイトでは、敵なしと言われる【伝説の美少女】だ。



 むやみに彼女に手を出すと、全治三ヶ月の怪我をさせられるらしい。

 



「……😓💦💦」アキラも他の友人らも黙って成り行きを見ていた。



「急に去年取った盲腸が再発したみたいでェ。痛ッててェ……」

 僕は腹を押さえた。もちろん仮病だ。



「ふゥ~ン、笑えないなァ~…。

 じゃ、二度と盲腸がしてやろうかァ~…」

 スキンヘッドは低い声で脅してきた。



「いや、あの、治りました。もうスッカリ元気です。今、行きます」

 仕方がない。


 このヤンキーから逃げるのは至難しなんわざだ。



「バイバイ👋😢✨ ポチィ~、死ぬなよ」

 アキラは助けようともせずに、泣き真似をし手を振った。



「ン、お前なァ~…」

 泣き真似をするなら、もう少し上手く演技をしろよ。

 わざとらしいんだ。お前は……。

 


 ああァ~…。

 最悪だ。



 もうすぐ夏休みだと言うのに、ヤンキーから体育館裏へ呼び出されるなんて……。






 ◇◇◇◇




 

 蝉の声がヤケに耳をわずらわせる。



 僕はヤンキーのスキンヘッドに連れられ、体育館裏へ脚を運んだ。

 


 どんな人なのだろう。



 ワイルド⚡ビーナスッて。


 美少女と言う噂だが、夜叉のように怖い女性ひとだったら、どうしよう。

 



 恐怖と緊張からか、心臓がドキドキしてきた。胃がキリキリと痛い。

 かすかに全身が震えてくる。




 体育館裏には、一人の金髪の美少女がスマホを手に待っていた。



 スキンヘッドはうやうやしく彼女に頭を下げた。



「キララ様…… ポチを連れて来ました」



「ゴックン……😳💦💦💦」

 この美少女がワイルド⚡ビーナス・キララなのか。



 初めて見るが、思った以上の美少女だ。

 何よりも目を見張るほどの巨乳だ。




 噂では、【金髪の小悪魔】と異名を取り、我が高校の先輩ヤンキーたちを登校初日、次々と血祭りにあげたと言う伝説があった。



 そこにいる巨漢のスキンベッドのヤンキーも初日に血祭りにされたみたいだ。



 人呼んで【ワイルド⚡ビーナス】。



 乗り込んできた西高のヤンキーたちも片っ端からボコボコにして返り討ちにしたらしい。



 首吊り自殺したのも彼女にボコボコにされたのが原因だとも言われている。




「ふゥ~ン……、もうお前は良いよ」

 美少女はアゴでスキンヘッドに指示を送った。



「へい、失礼します」

 スキンヘッドは、丁寧に頭を下げ引き下がった。

 

 

「……😓💦💦」

 巨漢スキンヘッドが居なくなると、僕ひとり取り残された感じだ。

  


 かすかに香水の甘い匂いが僕の鼻孔をくすぐった。 



「フゥ~ン……お前が、ポチか……」

「え、いえ、保志ほしです……😅💦💦💦

 保志ほしアユムと言います」



「どっちだって良いだろォ~❗❗」


「は、ハイ…😔💦 お好きに呼んで下さい」

 思わず怒鳴られて首を竦めた。



 取り敢えず、顔をボコボコにされるのだけは勘弁してもらいたい。

 友達からは『残念なイケメン』と呼ばれている。



「あの、僕、何かキララ様に失礼な事をしましたか」

 なんとか殴られる前に謝っておかないと。

 ペコペコと頭を下げた。



「ン……😔 別にィ」



「え、別にッてェ……😲💦💦」

 怖いので、あまりジックリ見れないが、改めて彼女の顔を見ると圧倒的な美少女だ。



 鮮やかな金髪で多少、目付きは鋭いが、アイドルのように可愛らしい顔をしている。



 童顔なのにオッパイが大きい。

 目のやり場に困るほどだ。



「……😳💦💦」

 一瞬で、僕は恋におちた。



 まさにだ。


 だが、今はボコボコにされるか、どうかの瀬戸際だ。



 そんな悠長な事を言っている場合ではない。




「ポチん学校ここから近いのか」

 不意に彼女がたずねてきた。



「え、僕の家ですか。そうですねェ……😅💦

 ま、歩いて十分くらいでしょうか」

 比較的近い。

 愛想笑いしたが頬がひきつった。



「じゃ、取り敢えずポチんでやるかァ~❓」


「え、やるかッてェ……❓

 家で…… な、何をやるんですか」

 ボコボコにされるのは勘弁して欲しい。



「決まってんだろ❗ セッ○スだよ❗❗」



「えェ……😲💦💦」セッ○ス❓❓

 僕の耳が可笑しくなったのだろうか。


 今、確かそう聞こえたが……。



「あ、あのォ~…… キララ様、今、なんとおっしゃりました❓」




「今……、なにか言った❓ 私」


「あの、僕の聞き違いですよねェ……」

 そうだ。


 いきなり会った途端、セッ○スなんて……。


 こんな美少女が言うはずがない。



「じゃ、行こうぜ。さっそく」

 彼女は馴れ馴れしく笑顔で僕と肩を組んできた。



 柔らかな胸の膨らみが僕の剥き出しの二の腕に押しつけられた。



「あ、あのォ~……😳💦💦💦」

 ワケも解らず、僕は彼女に着いていく。

「ヤッ、ヤバいんですけど」



「え…… 何が」

「ちょっと今、家へ行くのは」


「なんだよ。法事の真っ最中か❓」



「いえ、家は両親とも仕事で海外にいるんですけど」


「じゃ、留守なのか」


「ですから僕と二人ッきりだと」


「そりゃ、好都合だなァ」


「いえ、そんな事は」


「さっそく帰ったらセッ○ス出来るだろォ~😆🎶✨」

 腕を掴んで強引に連れていかれた。



「えェ……😲💦💦💦」何を言ってるんだ。

「ちょッ、ちょっと待って下さい」

 


「はァ、待たねえよ。キララ様は、人に待たされる事と、いきなりア○ルセッ○スしてくる彼氏が大嫌いなタイプなんだよ」



「どんなワイルドなセッ○スですか」

 やがて校門が見えてきた。



「どっちだよ。ポチんは」




「左ですけど」

 校門を出ると左に進路を取った。








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