第7話 憧れ
あなたに追いつきたいと思う、人生でした。あなたの横顔が見たい人生でした。後ろでも駄目、前でも駄目。隣にいて、ちらりとこちらを見て笑ってもらう私でいたかった。
でもあなた、人生ってわからないものね。いまでは私は後ろに夢中。見て、笑った顔、あなたにそっくりよ。
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