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目次
雨の徳島駅
どうすれば
あなたともう一度
やり直せるのか
私には
分からない
あの梅雨(あめ)の季節(とき)に
泣いて別れて
どれくらいの月日(とき)を
数えたのかしら
雨が降る
徳島駅で
私は一人
列車を降りた
ああ、私は
ここから一人で
どこまで行けば
この胸の
もどかしさを
忘れられるの
もう一度あなたに
めぐりあえるのか
私は今も
私のわがままで
あなたを困らせたわ
私の勝手で
恋をなくしたのね
灰色の
空を見上げた
この灰色の
雲が
取れるのでしょうか
あなたに、もう一度
私の思いが
伝わるのか
今も私
あなたの胸に
抱かれた、あの夜は
もう、２度とは
来ないと、思うわ
雨宿りを
していた
この哀しみを
忘れられるのか
私は
たとえ、雨が
上がっても
私の胸の中の
雨は、やみません
私は、一人
乗り継ぎの
列車に乗りかえた
胸の中で
降っている
雨はやむのでしょうか
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