アニメ「モンタナ・ジョーンズ」に登場した「メカローバー」を紹介するエッセイ

朽木桜斎

01 マヤの飛行神(ひこうしん)

<登場メカ>


マヤの飛行神ひこうしん


<登場回> 


第1話 つばさよ あれがマヤの


<舞台>


メキシコ マヤ遺跡いせき


<お宝>


マヤ文明の黄金のメダル


<解説>


 のっけから「メカローバー」ではありません。


 しかも、おそらく設計図も、ニトロ博士のオリジナルではなかったはずです。


 メキシコ・マヤ文明の図面をニトロ博士が起こして、という流れだったと思います。


 古代文明の手になるマシン……


 攻撃を跳ね返す障壁や、雷系の魔法が必要だというのでしょうか?


 大丈夫です、自立はできません。


 本回でキーアイテムとなる、「黄金のメダル」を動力とします。


 肝心のそのメダルは、モンタナたちの手によって奪われてしまいますが、天才・ニトロ博士はなんと、なまり製の「動力伝達装置」なるレプリカをこしらえていたのです!


 備えあれば憂いなし。


 これこそ、ニトロ博士を天才せしむるゆえん、その証左ではありませんか。


 蛍光色の「木魚」みたいなデザインです。


 より具体的には、「囲炉裏で鍋を吊り下げるときに使う金属製の棒」の途中になぜかくっついている「お魚さん」みたいなもののデザインに近いです。


 蛍光色ではありますが、断じて「金魚」ではありませんよ?


 飛行神ひこうしんだけに、空を飛べます。


 が、飛べるだけのようです。


 乱射式の光線銃とか、ミサイルなんかはついていないです。


 しかしながら、ガタイがいいだけに、それ自体が攻撃になるのです。


 実際に、モンタナたち主人公勢は防戦一方でした。


 ロケット式に打ち上げることで、起動を可能にします。


 その際、マヤのピラミッドを粉々に破壊しました(※フィクションですよ!)。


 いくら「神」だからといって、こんな暴挙が許されるのでしょうか?


 最終的に、モンタナの相棒・アルフレッドの機転によって、「動力伝達装置」を外され、墜落しました。


 仮にも「神」なのですが……


 そんなこんなで、退場とあいなったのです。


 一発目のマシンは、およそこんな感じです。


 次回、第2話からは、いよいよ肝心要の「メカローバー」が登場します。


 ニトロ博士も本領発揮です。


 楽しみですね(わたしだけでしょうか?)


 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


 それでは失礼いたします。

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