中−31 花火大会3
「観覧お疲れ様でしたー!これから障害走路でゲームを始めますぅー!参加者、入賞者には商品がでまーす!奮ってご参加クダサーイ。女性や子供でも完走できるように補助員が付きますので、自信が無くても参加できますよー!記念にどーぞー!!」
俺アナウンス!
「俺も補助員やるぞ!」と魔王
どーして?
「タカシがやるんだろう?だったらオレも」
対抗心?
「ひとが多いから、お手柔らかにね?卵を扱うようにね?じゃないとしんじゃうからね?」
「おう、、まかせろ、、わかんなかったらタカシに訊くから」
よろしく。
ちょいちょい、っと翔太とゴッツ呼んで、
「わるい、お前らもちょっと入ってくれる?魔王様いるから少し不安デス、、」
「いいっすよ、怪我させないよーにさり気なく見ておけばいいですよね?」
「うん、ごめんねーいつもいつも、、お願い!」
まーかしてっ!って補助員参加してくれた。
元は客、あのおねいさんの参加する時に一緒に混じってタカシのフォローのつもりだったのだ。
まー、こーやってタカシの顔を売っとけば、あとで飲み会とか、なんかできるだろ。
、、、あれ?
ギルドの、あの眼鏡のおねいさんは、新勇者の性癖を知っている。靴を売ってもらう理由を話したし。
新勇者=タカシ、って、さっきの演技とかでバレた、、、
おや?
おやおやぁ?
おねいさん、気づかなければいいんですが、、、
ポン!
逆だっ!!逆に考えるんだ!!
おねいさんが性癖を知ってりゃ、問題無しじゃないか!!
夫婦になったあとでも、普通に嫁の靴の臭いかいでりゃいいんだからっつ!!!!
ただ、
その前にあのおねいさんがタカシにトキメかなければ何も始まらないのだ!!
どーしよ?
惚れ薬とか研究しとけばよかったなぁ、、、、くっそー、闘いにあけくれた9回が恨めしい!!
というか、来ているのか?
まだ確認していなかった。
(来てますよ、ギルドの女性3名グループです。研修でも来ていましたよ?気づきませんでした?)メフィ
え?そうおなの?
(なんかで、3人の一人を最初に褒めていたし、その次にあの眼鏡の娘を褒めていましたよ?)
よく見てるなーというか、記憶力いーなー、、、
(ありがとうございます)
んなんじゃ、余計なことも結構覚えてるんじゃない?それとも忘れるのも結構自由自在?
(・・・簡単に忘れられるんだったら苦労しないんですけどねぇ、、、)
あ、ごめん、結構大変なのね、、、
メフィが記憶の共有をほんの少ししてくれ、3人の風体をおもだした。
全然違うじゃん、ギルドの受付んときと、、、わっかんねーよ、、、
女ってのは仕事の顔も幾つもあるんかよ、、
あ、発見。
よかった、障害走路に挑戦するらしい。
だって研修で来た連中が多いから、皆結構懐かしいらしいポイこと言いながら列に並んでいる。
コースを全体的に見たいので、森の木の上に行って遠目で見た。
魔王結構うまく手助けしてんじゃん、でも魔王本人はこのコースまわったこと無いんで、旗棒に登れないで手本みせられないのww
タカシはそつなくこなしているなぁ、、、
あれだけ見てれば、別人としか思えねーよな、、、
そっちのほうに統一してくれりゃーいいんだけど、、、
まぁ神がタカシを勇者にした基準が変態だってんだから、ありゃどーあろーとも消えない資質なんだろーけどね?
なんて眺めていたら、
いつの間にかあの3人の番が来てて、走路を走っていた。
あ、タカシが捕まった?
3人がタカシを取り囲んでいる。
何言っているか、聞き耳できけるけど、、なんか、、こわいかな?
あいつら3人、こえーよな?研修ん時で教官だったからえらくできたけど、、
今ギルマスの気持ちがよくわかっている俺だった、、、
あ、Aの右腕でヘッドロックされ、顔がそのお胸にがっちりと、、、うら・・・
Cがタカシを両足を持ち上げた、、2人でタカシを運んじゃってるよ、、力持ちだな?
いやちがうそーんじゃない、、
なんかタカシが連れてかれちゃった♪www
これは大事件(=超面白そう)ですよ?
蕎麦屋。
王都にもココにもある。同じ経営者。メニューも品も同じ。
「さあ、洗いざらい白状してもらおうか?」
キヨシ、ピーンチっつ!!! 誰だキヨシって?!!
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