第11話 元**し*、奪った兵士たちを特訓する&ヒールの勇者様発見する!
隣の領地の兵士が全員王都防衛部隊に入ったので、500人ほどになった。(神の意志だとして強制したw)
まぁ王都警備にはどうにかなるかもしれない人数。
でもテコ入れしないと危険なので、
「小隊長クラスまで特別訓練してやるから、20人づつ送ってこい」と隊長に指示。
俺は”教官”に擬態している。
「おらおらおらおらー!!オメーら死にたいのか?そんなに戦闘で敵に殺されてーのか!そうかそうか、んじゃ俺がいまここでくたばらしてやる!!嫌ならもっと真剣に走れっ!!」 勿論通常装備をして走っている。軽鎧を着て腰に剣を差している状態。
ドッカーンドッカーンドッカーン!!
降ってくる土砂を浴びながら涙に濡れた顔が泥だらけになりながらも速度は落とせない。爆破に巻き込まれるから。
「はぁはぁはぁはぁ、、k,教官どのっ、、や、やりすぎです、、」
戦闘を走ってきた隊長だ。
俺は指先から青い火炎を出す。
ヒッ!!
今回ここに来ている全員は最初の部隊の奴らだ。青い火炎を知っている。なぜ教官がそれを使えるのかしらないけど、その怖さは知っている。
全員、倍ほどの速度で走り始めた。ゲロを吐きながら走り、止まる時は失神したときだけだった。
3日後、なかなかの速度で走れるようになったので、今度は障害物レーンでの走り込み♪
2週間かかったのは、装備が重いからだろう。
その後剣技の特訓。2週間。
そして魔法の特訓。全く魔力が無い者は魔力を練ることから始めさせる。
力量に応じて、更に数段階上を目指す。
始めてから一月半。
「あー、お前ら、来た初日は、俺の世界では蛆虫レベルだったが、今は違う。お前らは今は俺の来た世界のちょっと強いやつとやりあっても互角くらいだろう。(嘘です全然強いですw)
だが、お前らには素質が有る。なので、帰っても日々の鍛錬を怠るな!これを忘れたら、次回は覚悟しておけよ?
・・・(全員大汗)・・・・
一年に一回は訓練を続けるつもりだからな?(まー、知らんけどw)
よし!おまえらよく頑張った!この後、今日明日は温泉でも入ってゆっくりし、明後日早朝に王都に帰れ。
解散!!」
これを5回ほどやったら、疲れたお!
客で来ている冒険者たちも、王都警備の兵士たちと仲良くなっていた。よいことだ♪
まぁ、冒険者達のほうが、激しくシゴカれている兵士達を気の毒に思ってるんだろうけど。
でも、兵士たちは給料は以前より格段によくなって、普通の暮らしもできるようになっているし、強くなれば死ぬ危険性も激減する。
以前に比べたら、かなり良いんじゃないかな?
兵士たちには無理ゲーさせないし、俺かメフィストがいるから。
それからは平和な日々が続いた。
俺というかメフィが全く王都に行かない、というかギルドに行かないので、ギルマスがたまに遊びに来るというか温泉に浸かって一杯やりに来る? 勿論メフィストに言わせたw
「ひでぇなぁ、、情報持ってきてるんだろ?いなかじゃ噂話すら届かんだろうがー」
各地領主は中央に税を納めないでいいので半独立状態。
良い領主のところには人が集まり、悪い領主のところからは農民までもが離散する。
王という悪の後ろ盾が無くなったんで、悪党が借りる威がなくなったわけだ。いいことだ プw
冒険者たちと兵士たちが仲良くなってるんで、街の治安は王支配時とは比べ物にならないくらいに良いという。
まぁ自画自賛だから、話半分?、でも良くなっているだろうことは確か。
悪党領主どもがたまに集まってなんか企んでいるみたいだ、と、地方のギルマスからの情報もあるという。
小悪党なんで所詮小心者ども、青い火炎の神の怒りに触れるとは考えにくいが、、阿呆ってのは斜め上のことを普通にするからなぁ、、、
特に歯止めが効かないそのバカ子弟どもは、、、
(フラグっすね)
(お前がそーゆーことゆーからフラグになるんだよっ!!)
一応念のために国内中の阿呆貴族の馬鹿子弟を遠視で覗いてみたら、、
「これから王都占領にいくぞ!!」
「「「「おう!!!」」」」
バカ50匹ほど発見。貴族の馬鹿子弟軍団か、、
言い出しっぺは、仕切っているやつとは別で、、低能をいいように操った?
まず言い出しっぺを火炎まみれ。
で、仕切っているやつも。
そいつらの親は、、、やっぱ屑だ、、火炎が相応しいのでそれで。
王宮前の立て札が一枚増えた。今回の事の顛末が書いてある。
あ!
あ!
「お前も感じた?」
「主様も?」
今、勇者がどっかに生えた。
つか、、
「召喚か?」
「みたいですねぇ、、、でもかなり遠くだから、、、」
「ま、この国じゃないからー」
「そうですね、めんどくさいからー」
と放置♪
俺らは別に世界を守るんじゃないからなー
ですよねー
でも、初心者勇者くらいならボコれるやつを、何人か作っときたいなー
「メフィスト、おまえなら初心者勇者なら余裕でボコれるよな?」
「まぁ、、勇者経験3回目くらいまでの者ならばどうにか滅することはできますが」
「俺らが前面に出るの、あまりよくないだろ?」
「そうですね、仕事に差し障りますね、確実に」
「なのでぇ、、初心者勇者くらいなら余裕でボコれる奴、作れないかな?」
「どっちですか?魔人?ひと?」
「できればひとで。魔人とひとを対立させたくないからな。」
「・・・・むづかしいですねぇ、、ひ弱すぎるから、、」
「まー、なー、、、」
「・・・ひとつ、いいですか?」
「いってみ?」
「毒を制するなら、、、」
「めんどくせーよ、、」
「だって、、」
「・・・やつは初心者だろ?俺様勇者!!て張り切ってんだろ?人の話なんぞ聴く耳もたねーよ、自分の聞きたいことしか聞かねーよ!!
確かに勇者をこっちにひきこんで特訓すりゃ、次から来る勇者なんかボコること余裕にさせられるだろう、でも、その引き込むことがまず無理!!」
・・・
「んんんんーーーーー、んじゃ、、見に行くだけ見に行ってみましょうよ?ね?」
「・・・しっかたねーなー!見るだけだぞ?」
なんか生きている時のデジャブ?
見に行くだけだからー、って行ったら、見たら欲しくなり、買って買って買ってー!!って転げまくった覚えが、、、
メフィストは最近2人の部下をよく使うようになっている。
タラント、たらちゃん(名札名)、
と、
メギウス、メギー(名札名)
だ。
2人に後を任せ、
転移。
こそこそこそ、、
いたいた、ぷw
何故笑うのですか?
いや、こそこそ見られてるって、なんかアホっぽくないか?
そういうものですか、、見ている方がアホっぽいと思いましたが、違うんですねぇ、、主様のせかいでは、、
なんか妙に削られている感じがする、、
おい、メフィ、あれ、正座させられてないか?
叱られているみたいですね?
なにやったんだ?
グリンピース残したとかですかね?
・・・・・
いや、うまいだろ?
・・・・
そうですかぁ???
あ?ボクのGPちゃんに不満でも?
いえー、しょせん豆ですからねぇ、、
おまえちょっと表にでろ
イマココ表
ちゃんちゃん!!
少しはまじめにやろーぜ?
主様こそ、、
いやだって、このシュチュエーション、、あほっぽさ満載じゃん?
肯定!
あ!
ゲシッツゲシッツゲシッツ!!!
姫様らしき少女が勇者を蹴りまわし、はいつくばった勇者を、その靴、、ハイヒール?この時代に??
で、ぐりぐりぐりぐり踏みグリる、、
あ”、、、、
見なかったことにして帰ろうか、、
そうですね、、
あの勇者は、姫にグリられているとき、恍惚とした表情だった。
ハイヒール姫にぐりぐりされて恍惚とした勇者!!!
誰だよ、あんなの勇者にした神はよっつ!!!!
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