第6話 ヴィグネイラーだらける

 

 光と闇の賢者になった

 しかし仕事が2倍に。


 放棄して旅に出てみたら

 いつものように海岸線を花柄のシャツで歩く自分に気がついた。


 ココナが笑顔で麦わら帽子を両手で持ち

 波際で踊っている。



 賢者を辞めて

 のんびり暮らすか

 ヴィグネイラーは携帯端末アウから部下に電話をかけたら圏外で繋がらなかったため


 砂浜に置いて

 ココナに歩み寄った。


 『ねぇおじさんっ


 ヴィグネイラーはココナと地平線を見つめていた。


 アムリタが転移魔法であらわれてヴィグネイラーを見つめた。



 ✙なんだきさま


 アムリタがヴィグネイラーに歩み寄り強めに蹴り飛ばした!



 砂浜を転がるヴィグネイラー。


 アムリタが叫ぶ!

 

 『あんたが悪さしなきゃ冒険が始まらないだろ!


 ヴィグネイラーはココナがアムリタと笑顔だったので



 ✙ったく。 やってらんねぇぜ。


 タバコに火をつけて気持ちをみなぎらせた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る