第24話 お好み焼きパーティー
本日はお好み焼きパーティーを行うこととなった。
友人が来る。
梅酒の小さめのやつを買った。
キャベツは一個丸々で98円。
紅生姜は業務スーパーのため多め。
餅入れてもいいなあ。
小麦粉が足りるところまで作るつもりだ。
とろろ、青ネギ、もやし入れたらどうかな....
シャキシャキしてて美味しいかも。
明太子が残っていたがアレはもう食べてしまったな。残しておけばよかった。
19:00に来るから、18:30から先に焼き始めてしまおう。下準備はもうしてもいいか。
となるとデザートだ、と思い立って紅生姜と同時にすあまとみたらし団子を買ってしまった。
夫もいるので三つずつでちょうどいいだろう。
こんなにわくわくしているのはきっと仕事もしていない暇な私だけだろうが、とても楽しい。
先日、明石家さんまさんがテレビでとても良い言葉を言っていて、それがものすごく自分にスッと刺さった。「人生悲喜交交で当たり前だから悲しいとか嬉しいとかは辞書から外してしまえばいいと思う。人生の中で今があなたのベストだからね。悪いことは思い出さずに良いこと出来たことを思い出すようにしている。悩むというのは出来ると思うから悩むからね。出来ないものだと思えば悩まない」
その後、たまたま偶然アドラーのbotのツイートで「ポジティブな人は小さな幸せをいつも探す練習をしている。幸せ探しをあなたも始めてみては?」などというものを見かけた。
今まで私は、悩んだり後ろ向きなことばかり思い返してはできないことに情けなく感じて、逃げ出してきた。
さんまさんが真面目なことを言うなんてレアだと思うが最近のさんまさんは真面目な事が多い。なにかあったのか。心配だ。しかしためになる。
ああいう普段、何かお笑い界に不祥事だの訃報だのあってもそれでも明るく振る舞うようなさんまさんが真面目なことを言うからすごく胸に迫るものがあった。
ちょうどジミー大西のドラマも観た後だったのでなんかね......さんまさん好きだわー。
歳取らないまま生き続けてほしい......。
悲喜交交でいいじゃないか、と認める力や、ポジティブに向かうエネルギーは見習いたいなと思う。本当に自分のものになるまでかなり時間がかかることだし、なんだかんだ文字書きの底辺端くれとはいえ文字書きなので嘘しか書いてない旨を先にお伝えしとくと、めちゃくちゃ感動したから実践して果てしなくポジティブな楽観主義者に生まれ変わるくらい頑張りたいなーと思った。
ほんとだよ。
ちなみに関係ないんだが、暇すぎてiPhoneの仕様アプリ内で読める太宰治の人間失格を読んでいたら、中学くらいに読んだ時にスルーしてた小さなエピソードが今はなんだか靄がかるような感情に襲われたり、冒頭の詳細に渡る写真の描写が映像観てるような感覚になったりと、その上で今なお古臭く感じないさすが太宰治だわと惚れ直した。
やっぱ、文豪といえばなんだかんだ言って太宰治だよな。(バカ丸出し)
お好み焼きパーティーの下準備に取り掛かる前に絶対に梅酒を開けないように誓う。
ではまた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます