志望校選択・受験科目選択

 志望校が決まらない、受験科目どうしよう……。


 大学受験に際して、多くの受験生が悩む事柄かもしれません。志望校選択は今後の人生を大きく左右するものになるでしょうから、慎重に、かつ後悔しない様にしたいですよね。


 では、私の場合はどうだったかというと……、すみません、全く悩みませんでした。故に、あんまりこの点に関しては参考にならないかもしれませんが、一応色々書いてみます。


 まずは志望校選択について。


 これに関しては、私は「この大学行きたい」と漠然と思ったのは小学生の時(何年生だったかは忘れました)だったんですよね。で、何となくだけど自分が将来進みたい道が見えていて、それに繋がりそうな学部がその大学にあったので、もう迷いなくその頃から志望校は決まっちゃってました。だから、高校もその大学に行くためにはどこが良いかというのを第一に考えましたし、その先で志望校選択について悩んだことはありませんでした。当時の自分にはあまりにも高い目標だったのでそこについては不安でしたが。


 とは言え、志望校選択について言っておきたいことはありまして。それは、「行ける大学に行こうとするな、行きたい大学を目指せ」ということです。


 もちろん、家庭の事情などもありますから一概には言えませんけれども、もし自分の学力が足りないから……、という理由であれば「行きたい大学を目指せ」と言いたいです。ここで誤解無き様に言っておきますが、「偏差値が高い大学に行け」というのではなくて、「自分がやりたいことが出来る大学に行け」ということです。


 正直、大学受験にはかなりの労力と根気を必要とします。受験勉強を進めていく中で、精神的にもキツくなってきます。そんな時に、よほど勉強が好きでも無い限り、途中で折れたり自分をコントロールできずに手を抜いてしまわない様に繋ぎ止める鎖こそ、「この大学に行きたい」という意志だと思います。ということは、意志=鎖が弱かったら……、どうなるか目に見えていますよね。


 本当に行きたい大学がその先にあって、頑張ってそこに入りたいと思っているのならば、何だかんだ頑張れてしまうんですよ、人間って。たとえ目標に届かなかったとしても本気で頑張ったその経験は無駄になるとは思えませんし、恐らく後悔もしないと思います。だからこそ、事情が許す限り、行きたい大学を目指すべきだと思います。



 次に、受験科目について。ですが、ごめんなさい、私はこれも特に迷わなかったです。生き物好きだから生物やらないっていう選択肢は無かった(何なら生物が好きじゃなかったなら理系には進んでなかった)ですし、地図とか眺めるのも好きだったので歴史じゃなくて地理を迷わず選びましたから。どこに行くにしても化学が使えない所は無いので、ほぼ自動的に化学は決まりますしね。(まあ、物理基礎のテストで赤点取って、「あ、物理と仲良くなれねぇや」って思っちゃったのもありますけどね。)

 ちなみに、生物と地理の相性はもの凄く良いと思うので、生物選択なら地理がオススメです。生物のバイオーム(植生)と地理の気候区分かが被りますし、地球規模=マクロな視点で物事を見る感覚というか、そういうのも似ていると思いますので。


 まあ、これに関しては正直好きなのを選べば良いと思います。「この教科は点取りやすいよ」なんて言われる事もありますが、興味ないことってつまらないし、しかも伸びにくいんですよ。だったら、やってみたいと思う方を選ぶ方が良いんじゃないでしょうか。

 あ、でもまずは志望校の募集要項を見て下さいね? この学部ではこの科目は選択できないんです、なんて洒落にならないですから。

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