毒りんご。。。

こころに溜めていた


毒の膿を吐き出すように


もがきながら生きて来た。。。


どうしてこんなに


こころが痛いのだろう。。。


生きて行く痛みに転がるように翻弄されながら


それでも命綱のように


こころはいつも大切なひとと繋がっていた


それはどんなに幸せなことだろう。。。


今はかけがえなく大切な


愛するひとが傍にいてくれる。。。


もしもあなたがどこかに行っても


きっと見つけ出せるから。。。


もしもわたしがどこかに消えても


きっとわたしを見つけ出して。。。


あなたのあなたにしかない


温かいこころで


わたしのガラスのように


壊れやすいこころをやわらかく包んで


愛で満たしてくれたから


きっと今も生きて行ける。。。


すべてに対して抗っていた頃があった


なんでなんだろう。。。


あんなにこだわっていたことが


どうでもいいことのように思えた


こころの中から毒りんごが零れ落ちたように。。。


これがこころの痛みの正体だったのかも知れない。。。


長い間苦しんできた月日が


愛情に恵まれたことで溶けて行くように。。。

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