気持ち詩づく。。
うさまる
第一話(完)時のかたち。。。
その人形は
時間が止まった部屋にいた
ごちゃまぜのおもちゃ箱に
ただ無造作に置かれていた
その人形は
人間のこころが
手足を動かしてくれないと
自由に自分で動くことが出来ない
瞳はブルーで
遠い海の深い色をしていた
なんだか悲し気で
どんなことを想っているのか
とっても気になって
そしてある日
人形に顔を近づけて
そっと聴いてみた
今なにを考えてるの。。。?
望みはなに。。。。?って
そしたら
たったひとつだけ
星のようにキラメク涙と
一緒に言葉が零れた
人間になりたい。。。
ただ普通のことが普通に
自分で自由にできる
人間になりたい。。。
そう繰り返して
星のように輝く涙を一つぶ流して
もうそれきりなにも聴こえなくなった。。。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます