第6話 麻痺と激情
貴方のこと、あまり思い出さなくなった
もう、想いも薄れて
ああ、幻だったんだ
本当の想いなんかじゃなくて
ただの、
現実逃避の夢
そう想いかけてた
でもそれは
辛すぎるから
あの人に
写真の思い出の中の
あの人が、こんなに憎くなる
瞬間に
私は、貴方を
麻痺させているんだと
求めすぎて、愛しすぎて、抱き合いたくて
苦しいから、
麻痺させているんだと
密かな奥の
激情を
知るの
心、心臓
狂うほど
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。