神の存在を問い、神に挑戦する男。
や、すっかり古川サマのファンです。

このお話も素晴らしかった…。

ぐっくっ、創世記の次に、捜神記を読んでしまった…。次は失楽園だろうか、黙示録だろうか、もうさよならですサンタマリア…。←そして脱魂（またもや）

いまさらなのですが、古川さんはSF、いやS（cience）の本流の真ん中をサーフィンしてますね！　僕も大概だと思っていたのですが、古川さんのずぶとい波乗り見てると、自分の乗り物が黄色いゴムアヒルに見えてきます。きゅきゅきゅ！←くやしくて握った

いやでもなんか、毎回こんなふうに崇拝するようなコメント（だって！もってかれちゃうんだもん魂！）ばっかりではうんざりされそうだー。そろそろおばかなコメントをしたい！　つ、次こそはパンツがロボで戦闘でメロンパンなやつをぅ～泣。

（！とっても堪能しましたよ古川さん、もちろん！）

「信仰とは、思想よりむしろ、行為の側により強く発生する」「信仰が行為により形作られるように、神もまた行為により発生する」という語り手の定義が興味深かったです。確かに信仰にはそういう側面があるように思います。

興味を惹かれる言葉によって物語が開始され、少しずつ丁寧に情報が開示され、なおかつストーリーの破綻もなく謎が明かされ、読み終えてみれば品全体を通して一貫した主題があることに気づかされる作品でした。構成力の高さを感じました。

んー、古川さんにギャップ萌えしている自分がいます。
それにしてもかっこいい文章だなぁ。
そして、この「医者」のそら恐ろしいことと言ったら...。
刺激的な作品をありがとうございました！

こりゃまた難しいの書きましたねえ(驚)
いや、テーマが難しかったのもあるのでしょうか。古川さんが純文学指向になったのかと思いましたよ。ままごととの落差が……。
それはともかくいろいろ考えさせられる内容でした。