第4話 Husband's secret (夫の秘密)

4.


「 友さん、私この家を出ます。

離婚届、置いて行きますからそちらのほうで

 出して置いてください。

 淳子もちゃんと大学まで終えることができましたので

 慰謝料は請求しませんからご安心を!!」


と、妻が切り出してきた。 


 寝耳に水・・・私には何がなにやらさっぱり判らなかった。

 あまりの申し渡しに私があっけにとられていると・・・・・。


 


 「 友さん、どーしちゃったの?」 


  私から離婚の話を切り出したら喜ぶかと思ってたのに

そんなにびっくりした顔して。

 もう隠さなくったっていいのに。

 若くてきれいな子と一緒になれるんだからうれしいでしょう?


 妻からギャーギャー追い詰められることもなく、こんなに

あっさり離婚に応じてくれるできた奥さんなかなかいないわよっ」


と、妻が云った。



 私はますます頭がこんがらがるばかりで言葉が出なかった。



          ・・・・・


        おいらは捨てられそうだ ゚゚


           ゚゚(´O`)°゚



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る