第2話 Husband's secret (夫の秘密)

 2.



 だが妻が二度と自分の元へ帰って来ない事は紛れもない事実。

受け止めるしかないのだろう、そんなふうに考えながらも

受け入れがたい自分がいる。




 思い起こせばあの時に選んだ自分の選択がこんな結果を

招いたのだ。



 めんどくさがらず、妻にちゃんと説明をしていれば・・・と

過去の自分の行動を悔やんでも今さらだ。



 それでも例えば妻が私の行動に気付かなければ



 同じ選択であっても

問題はきっと起きなかっただろうと思う。



 そんな風にどーしてこんな結末になったのか

どうやればこの結末を防げたのか、次から次へと想いが

交錯した。




      ちゃんと報告していれば・・こんなことには・・ ゚゚

 

               ゚゚(´O`)°゚



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