第19話 詩を書こう

あちこちで素敵な詩を眺めていると、

久しぶりに自分でも詩……のようなものが書きたくなる。


なんて言ってもすぐには無理なので、

それらしい雰囲気の題材探しから始める。



たとえば、とあるお話のプロローグが

抽象的で詩的だったかも? と思い付いたりする。


そこから大事な部分を切り取り、

要る言葉をくっつけたり要らない言葉を消したりして、

自分なりには満足したものを、そっと投稿する。



詩には小説以上に制約がない。


創作は自由に気ままで、本当に楽しい時間。

でも、だからこそ表現に思い悩む側面も。


ストレートにいくべきか、遠回しに書くべきか、

切り捨てるべきか、残すべきか……。



私は詩を書くのが好きだから、

このエッセイも詩のような文体にしてみた。


思いや考えを伝える方法という意味では

エッセイと詩はちょっと似ている気がしたから。



読み手さんに何か少しでも残ると良いなと思いつつ

今日もこうして言葉を紡いでみる。

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