第6話

下の階層へ進むとすぐにレッドウルフの群れと遭遇した。



1,2,3……お、20匹か!ラッキー、これで探す手間が省けたな。



と思っていると群れの半分が魔法の準備を、もう半分が直接襲いかかってきた。


さっきのオークとは比較にならないスピードだが、ステータスがさらに上がっていたためか今回も簡単によけることができた。


まずは魔法要員から潰そうと突っ込み、力任せに切ることで3匹を殺した。


その間に魔法の準備が完了したようで7つの火の玉が飛んできた。



流石に熱いな、当たったら痛いんだろうなぁ。

よし!たたき切るか!



まあ当たってもそんなにくらわないだろうと楽観的に考えたゆえの行動だったが…


これは成功しすべての火の玉を防ぐことができた。


こんな力業で防がれるとは思っていなかったのか、レッドウルフ達は怯え出したのでその隙に魔法要員全てと他の7匹を片付けた。


残り3匹は逃げ出したがまあいいだろう、それよりステータスだ!そう思い確認した。



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宇佐田うさだ かける

LV7→Lv33



HP:850/850→3280 MP:500/500→2550

SP:80→500

攻撃力:850→3645

耐久力:840→3426

速 度:760→3269

知 性:760→3147

精神力:730→3080

幸 運:1270→4568

スキル:難易度変更LV1、アイテムボックス(無限)

加護:天使の加護


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やっぱり爆上がりしてるなー、もうこの時点で結構強くない?

と、調子に乗っていた時にふとSランククエストのことを思い出した。


今のダンジョンはDランクとはいえ、レベルアップ前のステータスで圧勝できた。このステータスで難易度を最低まで落としたらあのクエストもできるのでは?と考えた。


そう思うや俺はすぐにダンジョンを後にし、クエスト達成の報告を行った。


ちなみに討伐数はクエストカードに記載されるため死体の回収は必要なかった。


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