第11話 かk

高貴な方の馬車パーティは正門から続く市場や商店街を抜けて住宅街に入り、更に歩いたとこで大きなお屋敷ばかりが目立つ貴族街に入った。

その中でひときわ大きなお屋敷の門の前に止まった事で僕は柄にもなく緊張が走った。

門が開かれて執事やらメイドが出てきて迎えに上がる。

そして高貴な白い馬車から現れたのは金髪のイケメンだった。

若いなコイツ、20は行ってないな。

金髪貴族は騎士に労いの言葉をかけようとしてこちらを見た瞬間に動きが止まった。

目線がキョロキョロ動いている事から人を探しているのだと認識する。

あー、この人はゾロゾロ連れていた騎士達を探しているな?

でも残念でした。

彼らは勇敢に戦って(無様に負けて)死んだのだ。

騎士が非常に言いづらそうにしていたので代わりに僕が言ってやることにした。

僕ってやっさしー♪

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