「雀の二世帯住宅」

我が家の軒下にある換気口に今年春に雀が巣作りをした

　　　　　　　　　　　　　　　　　　古い住宅なので雀の勝手にしていた

二階の二部屋ある住居部は、私の寝室と書斎である

雪解けと共に　始まった住居つくりは　完成まで略1ヶ月が掛かった

当初は　寝室側の家つくりであっが　

　　　　　　　半月ほどで書斎側の換気口にも巣作りを開始した

寝室は、親鳥用と思われ家で普段は静かである

書斎側は、幼鳥用であり雛が孵化した時分から早朝から日没まで

　　　　　　　　　　　　　　「ピイ・ピィ」と甲高い声が壁越しに聞こえてくる

当初は、雛の顔はどんな表情なのかと　想像したりの

楽しい毎日であっが、連日ともなれば　親鳥の声も交わり　「うるさいーな」

観察していると餌を運ぶ親鳥も三羽になっている

　　　　　　　　　　　　　　　　「何なんだ・・・」　色々と深く瞑想してみる　

野鳥の専門家に聞いてみた　　　

「昨年生まれた兄弟又は姉妹が、親鳥の子育て支援に駆けつけた」との事

なるほど雀もたいしたものだ、

子育て支援を自ら身内で解決しているとは・・・

　　　　「とホホ・とホホ」　　我々人間わ・・・とホホ・・・とホホ

雀は偉い　今夜はゆっくり寝れそうだ　幼鳥の声も聞こえない　　

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