第8話 神龍神殿(6)

 洞窟を抜けると、広い所に出た。下にはアスファルトが敷かれている。車が出入りするところだろうか?


「ここは?」


 その時、サラの目の前に大きな何かが見えた。コンテナだ。


「コンテナだ」


 サラは驚いた。どうしてこんなのがあるんだろう。


「これらのコンテナに大量の人間を積んでいたんだね」


 バズは知っていた。この中に大量の人間を詰め込んで、重労働をする場所へ輸送する。そして、人間はそこで地獄に近い重労働を課せられる。逃げたら王神龍の生贄に捧げられる。優秀な労働者は解放されるが、その代わりに神龍教に仕えられるように洗脳される。


「そんなこと許せない!」


 サラは拳を握り締めた。こんなの絶対に許さない! 私たちが絶対に封印してみせる!


「もしかしたらお母さんもこれで連れて行かれたのでは?」

「かもしれないな」


 サラは母が連れ去られた時のことを妄想した。きっとあのコンテナに乗せられて連れ去られたんだろうか? 本当はワンボックスカーで連れ去られたにもかかわらず。


「神龍教め!」


 マルコスも拳を握り締めた。神龍教が許せない!


 5人は更に奥に進もうとした。だが、敵が襲い掛かってきた。2匹の黒いオオカミと2匹のドラゴンの戦士と2匹の黒いドラゴンとオオカミの魔法使いだ。


「炎の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な火柱を起こした。だが7匹はびくともしない。


「大地の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大きな地響きを起こした。7匹は大きなダメージを受け、オオカミの魔法使いは少し表情が苦しくなった。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。7匹は大きなダメージを受け、オオカミの魔法使いは表情が苦しくなった。


「氷の裁きを!」


 オオカミの魔法使いは魔法で5人を氷漬けにした。5人は大きなダメージを受け、サムは氷漬けになった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。オオカミの魔法使いはますます表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。オオカミの魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 黒いオオカミはバズに噛みついた。バズは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「グルルル・・・」


 もう1匹の黒いオオカミはサラに噛みついた。だが、サラの皮膚が硬く、歯が欠けた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、マルコスとサムは苦しみ出し、倒れた。


「ここで息絶えろ!」


 もう1匹のドラゴンの戦士も目を赤く光らせた。突然、レミーは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。6匹は大きなダメージを受けた。2匹の黒いオオカミは少し表情が苦しくなり、目が回った。


「グルルル・・・」


 黒いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、バズは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 もう1匹の黒いドラゴンはバズに噛みついた。バズは大きなダメージを受け、倒れた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でバズを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黒いオオカミは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。黒いオオカミはますます表情が苦しくなった。


「死ね!」


 黒いオオカミは目を赤く光らせた。突然、マルコスとバズは苦しみ出し、倒れた。


「食らえ!」


 もう1匹の黒いオオカミはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「星の裁きを!」


 ドラゴンの戦士は魔法で大量の隕石を落とした。3人は大きなダメージを受け、サムは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 もう1匹のドラゴンの戦士は灼熱の炎を吐いた。3人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとバズを復帰させた。


「グルルル・・・」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。6匹は大きなダメージを受けた。1匹の黒いオオカミは倒れ、残った黒いオオカミは表情が苦しくなった。そして、2匹のドラゴンの戦士は少し表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 黒いドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 もう1匹の黒いドラゴンは雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 続けてバズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けた。黒いオオカミは倒れ、2匹のドラゴンの戦士は表情が苦しくなった。


「大地の裁きを!」


 サムは魔法で大きな地響きを起こした。4匹は大きなダメージを受け、2匹のドラゴンの戦士はますます表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ドラゴンの戦士は倒れた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、マルコスとレミーとバズは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。3匹は大きなダメージを受けた。ドラゴンの戦士は倒れ、2匹の黒いドラゴンは少し表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 黒いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 もう1匹の黒いドラゴンはサムに噛みついた。サムは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でサムを復帰させた。


「星の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大量の隕石を落とした。2匹の黒いドラゴンは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。黒いドラゴンはますます表情が苦しくなった。


「食らえ!」

 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。黒いドラゴンは倒れた。

「グルルル・・・」

 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。残った黒いドラゴンはますます表情が苦しくなった。

「ガオー!」


 残った黒いドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが、5人はびくともしない。


「とどめだ! 天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。黒いドラゴンは倒れた。


「ここの敵も強いな」

「頑張りましょ!」


 だが、間もなくして、敵が襲い掛かってきた。3匹の黒いオオカミと2匹のドラゴンの戦士とオオカミの魔法使いだ。


「大地の裁きを!」


 バズは魔法で大きな地響きを起こした。だが6匹はびくともしない。


「天の裁きを!」


 続けてバズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けた。オオカミの魔法使いは少し表情が苦しくなり、1匹の黒いオオカミは体がしびれた。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。6匹は大きなダメージを受け、オオカミの魔法使いは表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 オオカミの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは体がしびれた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。オオカミの魔法使いはますます表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 黒いオオカミはサムに噛みついた。だが、サムはびくともしない。


「死ね!」


 もう1匹の黒いオオカミは目を赤く光らせた。突然、マルコスとレミーとバズは苦しみ出し、倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。6匹は大きなダメージを受け、オオカミの魔法使いは倒れた。


「死ね!」


 ドラゴンの戦士は目を赤く光らせた。突然、マルコスは苦しみ出し、倒れた。


「グルルル・・・」


 もう1匹のドラゴンの戦士は灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「星の裁きを!」


 続けてバズは魔法で大量の隕石を落とした。5匹は大きなダメージを受け、3匹の黒いオオカミは少し表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、3匹の黒いオオカミは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。1匹の黒いオオカミは倒れた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。もう1匹の黒いオオカミは倒れた。


「死ね!」


 黒いオオカミは目を赤く光らせた。突然、マルコスとレミーは苦しみ出し、倒れた。


「ここで息絶えろ!」


 ドラゴンの戦士は光り輝く槍でサムを突いた。サムは一撃で倒れた。


「ガオー!」


 もう1匹のドラゴンの戦士は氷の息を吐いた。2人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。3匹は大きなダメージを受けた。黒いオオカミは倒れ、2匹のドラゴンの戦士は少し表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹の黒いドラゴンは表情が苦しくなった。


「とどめだ! 炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。2匹の黒いドラゴンは倒れた。


「もうすぐだ! 行こう!」


 その先には暗い洞窟がある。その先には何が待ち構えているんだろう。


 だが、洞窟の前に差し掛かった時、倒したはずの十二使徒が目の前に現れた。王神龍が蘇らせたと思われる。


「サラ!」


 インガーシティの水の神殿で倒されたグリードだ。倒された時と一緒の服を着ている。


「奇跡のドラゴンよ!」


 フレアだ。彼女も倒された時と同じ服を着ている。


「十二使徒の裏切り者、バズよ!」


 メルビンだ。メルビンは拳を握り締めていた。神龍教を裏切ったバズが許せなかった。


「ここで消え失せろ!」


 バーディだ。バーディも拳を握り締めていた。


「俺達の!」


 十二使徒のリーダーのマットだ。マットは笑みを浮かべている。今度こそ勝てると思っていた。


「真の姿を!」


 レオは何としても奴らを倒そうとしていた。もう一度命を与えてくれた王神龍のためにも、新しい世界を築くためにも。


「見せてやる!」


 アレックスは笑みを浮かべていた。絶対に殺してやる! そして、王神龍に褒められたい。


「いくぞ!」


 ティムは自慢の腕っぷしを見せた。絶対に倒してやる!


「覚悟しろ!」


 ラルフは拳を握り締めていた。絶対に今度は倒す! 自分の手で倒す!


 十二使徒は合体して、真っ黒な七つの首を持つドラゴン、ダークドラゴンになった。ダークドラゴンが襲い掛かってきた。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。ダークドラゴンはびくともしない。


「天の裁きを!」


 続けてバズは魔法で強烈な雷を落とした。それでもダークドラゴンはびくともしない。


「大地の裁きを!」


 サムは魔法で大きな地響きを起こした。ダークドラゴンの表情は変わらない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでもダークドラゴンの表情は変わらない。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。ダークドラゴンには全く効いていないようだ。


「ガオー!」


 赤い首は灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「グルルル・・・」


 水色の首は氷の息を吐いた。それでも5人はびくともしない。


「ギャオー!」


 茶色の首は毒の息を吐いた。だが、5人とも毒に侵されない。


「ガオー!」


 青い首は雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは体がしびれた。


「グルルル・・・」


 黄色い首も雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 黒い首は毒の息を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。マルコスとレミーは倒れ、サムとバズは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 金色の首は光り輝く息を吐いた。3人は大きなダメージを受けた。サムとバズは倒れ、サラは表情が苦しくなった。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 続けてサラは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。ダークドラゴンは非常に大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。かなり体力が高いようだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。ダークドラゴンの表情は変わらない。


「炎の裁きを!」


 続けてバズは魔法で巨大な火柱を起こした。それでもダークドラゴンの表情は変わらない。


「癒しの力を!」


 サムは魔法でサラを回復させた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。ダークドラゴンはびくともしない。あまりにも強い。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。それでもダークドラゴンはびくともしない。


「ガオー!」


 赤い首は灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、それだけではびくともしない。


「グルルル・・・」


 水色の首は氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは氷漬けになった。


「ギャオー!」


 茶色の首は毒の息を吐いた。だが、5人はびくともしない。


「グルルル・・・」


 青い首は雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムとレミーは体がしびれた。


「ガオー!」


 黄色い首も雷を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは倒れた。


「グルルル・・・」


 黒い首は毒の息を吐いた。3人は大きなダメージを受け、サムとバズは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 金色の首は光り輝く息を吐いた。3人は大きなダメージを受けた。サムとバズは倒れ、サラは表情が苦しくなった。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーとバズを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。ダークドラゴンはびくともしない。


「くそっ、こうなったらあの魔法を使おう!」


 バズは杖を天高く掲げ、聖魔導を発動した。すると、今までにない大きな地響きが起こった。次に、地面から大量の溶岩が噴き出し、巨大な火柱となった。火柱はやがて炎の竜巻となり、ダークドラゴンを包み込む。炎の竜巻が収まると、猛吹雪が起こり、上空から大量のつららが落ちてきた。猛吹雪が収まり、つららが亡くなったかと思うと、今度は大量の隕石が落ちてきた。これが、究極の聖魔導、天変地異だ。


「な、何だ? その魔法は?」


 ダークドラゴンは驚いた。今までに見たことのない魔法だ。ダークドラゴンは倒れこんだ。


「これが、究極の聖魔法、天変地異だ。思い知ったか?」


 バズは自信気な表情だ。この力を習得して、正しかった。これは気っと世界を救う力になる!


「おのれ、バズ!」


 ダークドラゴンは死んだ。

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