第7話 最北の地(6)

 洞窟の向こうは、広い部屋だ。雪が深く積もっていて、急な下り坂になっている。


「広い場所ね」

「下り坂になってる」

「どんな仕掛けがあるんだろう」


 突然、大きな音を立てて雪崩が起こった。その声に反応して、5人は後ろを振り向いた。


「な、何だ?」

「雪崩だ!」


 5人は驚いた。雪崩に飲み込まれたら、命はない。逃げなければ。


「逃げろ!」


 4人はサラの背中に乗って逃げた。サラは全速力で飛び、雪崩から逃げた。


「早く! 早く!」

「何とか逃げ切ったわね」

「こんなとこで死にたくないよ」

「まだ世界を救う使命を達成してないのに」


 4人はサラの背中から雪崩の様子を見ていた。


 雪崩の起こった広い部屋を抜けると、細い道に出た。両側には冷たい水が張っていて、その中には肉食魚が泳いでいる。


「また雪の崖か」


 サムはため息をついた。どれだけ進めば刻時神アグレイドのもとにたどり着けるんだろう。


「滑らないように気を付けて渡りましょ」

「うん」


 だが、再び扉が閉まった。どうやらまた大きな敵と戦うようだ。


「また扉が閉まった!」

「今度は何が出てくるんだろう!」

「何が出てきても俺がぶっ倒す!」


 マルコスは拳を握り締めて敵を待ち構えた。


「な、何だ?」


 突然、地響きが起こった。そして、巨大なトドが天井から降りてきた。巨大なトドは5人を狙っているようだ。


「狙ってる!」

「やってやろうじゃん!」


 巨大なトドが襲い掛かってきた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが巨大なトドはびくともしない。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。それでも巨大なトドはびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なトドには全く効いていないようだ。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大なトドの表情は全く変わらない。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大なトドはびくともしない。


「ギャオー!」


 巨大なトドは巨大な牙でサムに噛みついた。サムは一撃で倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でサムを復帰させた。


「えいっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なトドの表情は変わらない。


「覚悟しろ!」


 マルコスは空高く飛び上がり、炎を帯びた爪で何度も引っかいた。


「グルルル・・・」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なトドには全く効いていないようだ。どうやら巨大なトドは体力が高いようだ。


「ガオー!」


 巨大なトドは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは氷漬けになった。


「星の裁きを!」


 バズは魔法で大量の隕石を落とした。巨大なトドは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。巨大なトドはびくともしないし、体がしびれない。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大なトドは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「ガオー!」


 巨大なトドは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。それでも巨大なトドはびくともしない。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大なトドの体に火が点いた。だが巨大なトドの表情は変わらない。


「ガオー!」


 巨大なトドは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。マルコスは倒れ、サムは氷漬けになった。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大なトドの表情は変わらない。


「ギャオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大なトドは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「ガオー!」


 巨大なトドは巨大な牙でバズに噛みついた。バズは一撃で倒れた。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大なトドの表情は変わらない。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大なトドには全く効いていないようだ。


「命の奇跡を!」


 サラは魔法でバズを復帰させた。


「ガオー!」


 巨大なトドは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でサムを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なトドは少し表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大なトドは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大なトドは倒れた。


「何とか倒したわね」


 サラは汗をかいていた。あまりにも強すぎる。


「大変だったな」


 突然、大きな音を立てて扉が開いた。やはり敵を倒すと開くようだ。


「早く先に進みましょ」

「うん」


 5人は扉の向こうに進んだ。その先は狭い足場で、その先には吊り橋がある。


「狭い足場ね」


 レミーは足元を見るとびくびくした。その下は冷たい水で、肉食魚が泳いでいる。


「滑らないように慎重に進もう」

「うん」


 サラはその先を見た。その先には吊り橋がある。ここも崩れるんだろうか。


「ここにも吊り橋が」


 5人は吊り橋を渡り始めた。一歩一歩踏みしめる度に吊り橋が揺れる。


「崩れないか心配だな」

「うん」


 マルコスとレミーはびくびくしていた。ここで踏み外して命を落としたくない。サラとともに世界を救わねば。


「怖いわね」


 下を見て、レミーはびくびくしていた。大量の肉食魚が待ち構えている。


「下を見ちゃだめ! 前を見るの!」


 サラは前を見るように促した。怖がらずに、前に進もう。


「わかった!」


 レミーは前を見て進み始めた。


 数分かけて、5人はようやく吊り橋を渡り終えた。


 だが、渡り終わったその時、大きな音を立てて吊り橋が崩れた。


「崩れた!」

「間一髪だったわね」

「さぁ、その先に行こう!」


 だが、入口が閉じた。


「今度は何だ?」

「何度襲い掛かってきても、俺たちの力でぶっ飛ばしてやる!」


 突然、冷たい水の中から巨大な雪男がやって来た。


「こいつか!」

「来るぞ!」

「かかってこいや!」


 巨大な雪男が襲い掛かってきた。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な雪男はびくともしない。


「炎の裁きを!」


 バズは魔法で巨大な火柱を起こした。それでも巨大な雪男はびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが巨大な雪男はびくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大な雪男には全く効かないようだ。


「ガオー!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大な雪男の体に火が点いたが、表情は変わらない。


「死ね!」


 巨大な雪男は大きな足で5人を踏み付けた。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。


「聖なる光の癒しを!」


 バズは聖なる光を起こし、5人を回復させた。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。だが巨大な雪男の表情は変わらない。こいつも体力が高いようだ。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男には全く効いていないようだ。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大な雪男の表情は変わらない。


「グルルル・・・」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大な雪男の体に火が点いたが、表情は変わらない。


「ガオー!」


 巨大な雪男は強烈な氷の息を吐いた。5人は非常に大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「星の裁きを!」


 サムは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な雪男は少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「食らえ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男には全く効いていないように見える。


「覚悟しろ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。それでも巨大な雪男の表情は変わらない。


「ガオー!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大な雪男の表情は変わらない。


「ここで息絶えろ!」


 巨大な雪男は強烈な氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。サムは倒れ、マルコスとレミーは氷漬けになった。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でサムを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大な雪男はまだびくともしない。


「死ね!」


 巨大な雪男は目を赤く光らせた。突然、レミーは苦しみ出し、倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。巨大な雪男の体に再び火が点いた。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大な雪男は少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「死ね!」


 巨大な雪男は強烈な氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。マルコスは倒れ、バズは氷漬けになった。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でマルコスを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男は少し表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大な雪男は表情が苦しくなった。


「無駄だ! 諦めろ!」


 巨大な雪男は瞑想を始めた。巨大な雪男は体力を大きく回復した。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な雪男の表情は変わらない。


「それっ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男はびくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大な雪男は少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「ガオー!」


 サラは力強く羽ばたき、炎の竜巻を起こした。巨大な雪男の体に再び火が点いた。


「死ね!」


 巨大な雪男は強烈な氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、バズは倒れた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でバズを復帰させた。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男は少し表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは炎を帯びた爪で何度も引っかいた。巨大な雪男は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは灼熱の炎を吐いた。巨大な雪男はますます表情が苦しくなった。


「無駄だ! 諦めろ!」


 巨大な雪男は再び瞑想を始めた。巨大な雪男は体力を大きく回復した。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な雪男はびくともしない。


「炎の裁きを!」


 サムは魔法で巨大な火柱を起こした。それでも巨大な雪男はびくともしない。


「ならば、これでどうだ!」


 サラは空高く飛び上がり、炎をまとって体当たりした。巨大な雪男は一気に表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雪男は大きな音を立てて倒れた。


「何とか倒したわね」


 サラとサムは息を切らしていた。


 倒れた巨大な雪男の先には、明るい部屋に通じる扉がある。


「その先にはまた部屋が!」

「行こう!」


 5人は先に進んだ。どれだけ進めば刻時神アグレイドの所までたどり着けるんだろう。

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