　すごい久しぶりの日記。今月に入って、望まない怒濤の展開がやってきた。

　怒濤なんて大袈裟に言ったけど、忙しすぎただけだ。今までサボりまくってツケが返ってきたのだが、３日徹夜とかが１週間に2回くるほど業務を溜めていた。この年になって、上司から「殺すぞ」と言われたのはレアな経験だ。殺されるわけにはいかないから、仕事に集中していた。

　その間にセフレにフラれるのもあったけど、ショックに浸る暇も、新しいダッチワイフを探す暇もなく仕事をしていた。

　嫌々ながらも集中せざるを得ない状況に陥ると、人間は熱中できるもんだ。それが職がかかっているなおさらだ。執筆もそんくらいできればと思うが、それは無い物ねだりだろう。

　今日は久しぶりの休み。夕方に起きて二度寝して、観たかったファフナーを観るために新宿へ向かっている。

　久しぶりの新宿は人もまばらで、パチンコ屋には、今日を消化したい寂しい人達で溢れている。コロナになってパチンコファンが増えたらしいけど、僕にとっては日常だ。

　社会と上手くやれない寂しがり屋たちの中に黙して紛れているのは、なぜこんなに安らぐのだろう。つくづくつまらない人間に成り下がったと思う。

　だけど、僕は僕でハッピーエンドを探している。そこだけは皆と同じだ。

　まぁどうでもいいか。おやすみなさい。

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