1月26日(火) おやつ食べた!そして最新機器装着

 相も変わらず定時ダッシュで面会へ。


 とその前に。

 僕はお昼休み、いつも通勤用の車に行ってプロテインバーを食べてマッタリしています。これは昨年9月末まで、ガチの喫煙者だったこともあり、どちからというと喫煙のために車へ行っていたと考えても良いです。

 その時の名残が現在も続いていて、お昼は車へ行ってます。そんな時妻から電話!はっきり言って焦りました。入院中のMIXの容態が悪くなったと連絡があったのでは?と考えたからです。しかし電話の内容は悪いものではありませんでした。

 現在血糖値の状態を調べるため、1日2~3回の採血を行っているらしいのですが、相手は身体が小さい猫、決して負担が軽いとは言えない様です。(もちろん肝臓の状態を調べる意味もありますが)

 そこで元々は人間用らしいのですが、身体に装着することで2週間、血糖値を計測できる機械を付けませんかとの連絡があったそうで、妻は詳しいことは分からなかったようですがMIXの負担が減るのならとお願いしたとの報告でした。

 調べてみると、連続血糖測定器(フリースタイルリブレ)というものらしく、1回2週間(外れなければ)連続で血糖値の計測が出来、それが外部端末で簡単に管理できるものらしい。た連続だし、費用が1セット12,000円ほど掛かります。猫(犬)への装着は、装着部分の毛を剃ってから取り付けるようです。

 正直こういう最新機器などはそれなりの金額がしますが、実際現物を見せてもらうと、その名の通り連続で血糖値の変化が見れます。採血による血糖値の測定では、採血をしたピンポイントの数値をいくつか並べ、想像の範囲で変化を想定するわけですが、この機器はまさに連続して変化を見ることが出来るわです。(興味のある方は楽天で”フリースタイルリブレ”を検索すると出てきます)

 連続で計測されていることで、給餌のタイミングや治療のタイミング(実は猫は緊張しても血糖値が上がります)を血糖値のグラフの上に置いてみることで、血糖値の上昇タイミングやインスリンの効きなども、相関的に見ることが出来るので、糖尿病の治療に当たっては非常に効果があるものと思いました。まぁ、そもそも人間用ですからね。


 さてこの日は、いつも食べてるおやつ、シーバとろ〜りメルティを与えてみて食べるかどうかです。

 実は入院する前々日の土曜日は、このとろ〜りメルティを4本も食べていました。食欲が無くてもこのおやつは食べていたのです。

 そんなわけで、もしかしたら少しくらいは食べてくれるんじゃないかという淡い期待のなか病院へ。


 この日は前日が休診日だったためなのか、診療にくるペットも多い感じでした。受付をして面会のため入院用ケージの部屋へ。するといつも横になってる愛猫が立ち上がって待ってました!嬉しさでビックリ!目もちゃんと開いて力もある感じです。

 名前を呼ぶと鳴いて答えるし、これならもしかすると・・・妻がシーバとろ〜りメルティの封を切って、エリザベスカラーが付いているので一度指先に出してから口元へ持っていくと、なんと美味しそうに舐めるじゃありませんか!っていうか少々がっつき気味(笑)。

 このことだけでは、まだまだ肝臓がもう大丈夫とは言えませんが、やっと、やっと、良い材料がひとつ出たような気がしました。

 いつもよりは時間が掛かりましたが1本綺麗に舐め終わると、口元を綺麗にしようと自ら前足で口の周りを拭き取ろうと動かすのですが、カラーが邪魔で自分で拭くことが出来ません。ですが何よりいつもの行動が戻って来たようです。

 その後の先生からの説明でも、やっと自信をもって前向きな話が出来るとおっしゃっていたので、本当に良くなるのかも?って思うようになってきました。


 実は先生も、ウチのMIXは数値上回復するんじゃないかとは思っていたそうですが、飼い主にそう言えなかった理由がありました。

 ウチのMIXが入院する丁度1週間前のこと、やはりMIXの猫で全く同じような症状の子が来たそうです。残念ながら、その子は闘病したのち回復の兆しなく虹の橋を渡ってしまったそうです。

 同じような症状でも、その子の体力、持ち込まれたタイミングなど、ほんのちょっとした違いで分岐点での分岐先が変わってしまうことは良くあることだそうで、そういう意味では運がちょっとだけ良かっただけなんだろうと思いました。そんなこともあり、飼い主にあまり良いことは言いたくても言えなかったということでした。


 飼い主としても良い言葉だけを集めて、自分たちの都合のいいように解釈していまいそうなので、良さげなこともあまり期待せずにいましたが、やはり先生がある程度自信をもって言ってもらう言葉は、本当にうれしいものでした。

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