ミルザヤノフ氏
作中の「第七話 毒薬の正体」と「第二十話 真実への道」で名前が出てくる人。
参考:
https://www.facebook.com/notes/vil-mirzayanov/%D0%B7%D0%B4%D0%B5%D1%81%D1%8C-%D0%BE%D0%B4%D0%BD%D0%B0-%D0%BF%D1%80%D0%B0%D0%B2%D0%B4%D0%B0-%D0%BF%D0%BE-%D0%BF%D0%BE%D0%B2%D0%BE%D0%B4%D1%83-%D1%81%D1%83%D0%B4%D1%8C%D0%B1%D1%8B-%D0%BD%D0%BE%D0%B2%D0%B8%D1%87%D0%BA%D0%B0-%D0%BD%D0%B0-%D0%B7%D0%B0%D0%BF%D0%B0%D0%B4%D0%B5/10155385719997688
トップシークレットだったノビチョクの存在を一般に公開したのは化学者のヴィル・ミルザヤノフ氏です。レフ・フョドロフの支援を受けて、1992年にモスクワ・ニュースで発表しました。
彼は1965年~1992年に、ロシアのサラトフ州シハヌィにある国立有機化学技術研究所(https://gosniiokht.ru/content/news/2020/20200804/)で、ガスクロマトグラフィーの専門家として働いていました。ノビチョクを兵器に転用するプロジェクトに携わっていたそうです。
彼はこのノビチョクが、環境と人類にとって脅威であり、警鐘を鳴らさなくてはいけないと感じました。
国家機密であるノビチョクの情報を暴露したため、彼は1992年と1994年、ロシアで投獄されました。が、国際社会からの非難によって釈放されました。
氏の2018年のインタビュー記事があります。KGBと一緒に働いていたことなども触れられています。
Ex-Russian Chemical Weapons Specialist: Moscow Was Sure No One Would Find Poison (Belyaninov, 2018)
https://www.voanews.com/usa/ex-russian-chemical-weapons-specialist-moscow-was-sure-no-one-would-find-poison
ミルザヤノフ氏は85歳で今もご健在です(2020年9月時点)。
今はアメリカに亡命しています。ロシア当局から目を付けられている存在だと思いますが、元気に長生きして欲しいですね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます