ナマハゲ

ナマハゲに かかってこいやと あしあぶる


<解説>


 ナマハゲは秋田の伝統行事のひとつですが、土地によっては「アマメハギ」「シカタハギ」「ナモミタクリ」などとも呼ばれます。


 意味はいずれも「冬場の寒さを口実に、暖房器具で足をあぶってなまけている者の、厚くなったその足の裏の皮をはぐ」になります。


 神事しんじだけにいましめの目的があるのですね。


 にもかかわらずわたしなど、「かかってこいや」とばかりに怠けています(汗)


 「いっそ俺の前に現れて、甘ったれた根性を叩きなおしてくれ」という自戒じかいっぽい一句です。

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