「ワルキューレの騎行」 ワーグナー

<タイトル>


ワルキューレの騎行きこう ~ 楽劇「ワルキューレ」から


<作曲者>


リヒャルト・ワーグナー


<おすすめCD>


ズービン・メータ(指揮)

ニューヨーク・フィルハーモニック


https://www.youtube.com/watch?v=4sn1tEQEZ90


https://open.spotify.com/intl-ja/track/49E6B7QFIVXtdL0btxaj9D?si=4d07ee612009496b


<解説>


 特に説明の必要はないかもしれません。


 クラシックの定番曲の一つですね。


 英語でいうと「ヴァルキリー・ライド」、中二っぽいかもです(汗)


 フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」で使用された曲として有名であり、漫画「こち亀」では爆竜大佐のテーマ曲、やはり漫画でアニメ化もされた「ハーメルンのバイオリン弾き」では、妖鳳王サイザーが「ワルキューレ」を呼び出すときに吹いていました。


 個人的にはゲーム「極上パロディウス」のモアイ戦艦のテーマ、またNHKのCGアニメ番組「音楽ファンタジーゆめ」でも素敵なアレンジがありました。


 理屈抜きで興奮してしまうナンバーです。


 原作であるワーグナーのオペラでは、ワルキューレの登場シーンで使用されています。


 「ホヨトーホー」という、ドイツ語としては下品なかけ声をあえて使い、ワルキューレの存在感を際立たせることに成功しています。


 「ワルキューレ」を含む楽劇4部作「ニーベルングの指輪」は、すべてのファンタジーの原点といえる作品です。


 いまとなっては当たり前な演出を考えたワーグナーはすごいですね。


 また、彼が考案した「ライト・モチーフ」は、登場人物ごとにテーマ曲があるという、やはりいまでは当たり前の演出のさきがけでもあります。


 ファンタジーを書きたい方にとり、「指輪」は古典となるでしょう。


 「音楽は長い!」という方は、音楽の友社から刊行されている高辻知義さんの訳がおすすめです。


 メータさんのCDはハイライト盤なので、手に取りやすいと思います。


 ワーグナー入門がこれでしたので、推薦しておきます。

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