弦楽四重奏曲 「五度」 ハイドン

<タイトル>


弦楽四重奏曲 作品76-2 ニ短調 「五度」


<作曲者>


ヨーゼフ・ハイドン


<おすすめカルテット>


エンジェルス弦楽四重奏団


https://open.spotify.com/intl-ja/album/1vAbqAeuJVWNAe7UR00bdM?si=GHUiKDvIRBWIfZ1hiHAosg


ザグレブ弦楽四重奏団


https://www.youtube.com/watch?v=PWLrHydXav0&t=64s


<解説>


 ハイドンはネアカの人だったようで、マイナー・コードの曲にはレア感があります。


 サブタイトルの意味は、音楽用語でいう「五度」を多用した音型おんけいがたくさん使われているからだと言われますが、あまり信憑性しんぴょうせいはないようです。


 おすすめは第3楽章のメヌエット。


 実質的にスケルツォですが、なんだか高貴な身分の悪役が、豪華絢爛ごうかけんらんなダンスホールでおどっているような、そんな厳粛げんしゅく雰囲気ふんいきを味わえます。


 エンジェルス・カルテットの録音は彼らの全集からのもので、ザグレブ・カルテットのほうはライブの公式配信です。


 ハイドンの弦楽四重奏曲はそれこそ山のようにあるのですが、ハマると抜け出せなくなるので、思い切って全集をお求めになるのもいいかと思います。

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