「幽霊列車」 人間椅子

<タイトル>


幽霊列車


https://open.spotify.com/intl-ja/track/2LJS2aS0I9DxWaTZhZjEZF?si=aebb08f466f0470d


<収録アルバム>


二十世紀葬送曲


https://open.spotify.com/intl-ja/album/4UJDvsMDeOnAb7zTK9FIbA?si=PpPGI7HzQN6Xt0atTyu8TA


<アーティスト>


人間椅子


<解説>


 ときおり、心の中にもやもやが出たとき、無性むしょうにドライブをしたくなります。


 そんなとき、この「幽霊列車」はとてもマッチします。


 そもそも人間椅子は、ギター&ヴォーカルの和嶋慎治さんと、ベース&ヴォーカルの鈴木研一さんを中心に結成されたバンドです。


 お二人とも、青森県は津軽地方のご出身でいらっしゃいます。


 この曲はどこか、「故郷」への強い愛情、そこから発生する懐かしみなど、深い郷愁きょうしゅうの念が、伝わってくる気がします。


 さらにそれは、人間が「心のふるさと」を探し求めることに、そっとよりそってくれているように、拡大解釈かもしれませんが、思ってしまいます。


 あるべき場所へ、「さあ、帰るよ」と、言ってくれているような……


 聴いていると、不安な気持ちが消えて、自分を取り戻すことができます。


 列車が走る「ガタン、ゴトン」という響きを、当時のドラムだった後藤マスヒロさんが、極限まで再現しようとしているように聞こえ、圧巻の一言です。


 幻想的な歌詞や世界観は、人間椅子独自の表現になっております。

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