14缶目 らくよう
地との衝突を嘆く彼等をふるい落として丸裸
腐るか踏まれるまで重力と逢引
灰舞えば桜咲いて
骨舞えば海の藻屑
統制されたランダムを目指して弾けた
爆裂
死んだら桜の枯木にふりかけてみろ
椿の花を咲かせてみせよう
骨は砕いて粉骨(砕身)海へ
鯨の亡骸に辿り着くやも
喰われて
また生態系に組み込まれる
陽は落ちた
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