【たすけて】召喚したバルドルがなんか変【2】:2p

266:名無しの召喚士

バルドルとロキってやっぱ仲悪いんよねー



267:名無しの召喚士

分かる、あれどう対応すればいいの

特にロキが色々起こすからホントもう…!!!!


268:白雪姫

|*・ω・)ノただいまー!!



269:名無しの召喚士

おお、今回も早かったな!!

1時間半くらいか?



270:名無しの召喚士

おかえりー!!



271:名無しの召喚士

脳筋おかー!



272:名無しの召喚士

報告報告!!!!!!



273:名無しの召喚士

さあ報告のお時間だ!!



274:名無しの召喚士

ワクワク!



275:白雪姫

まず報告求めるとこがお前ららしいわ!!

そう言うと思って……書き溜めてますよ!!



276:名無しの召喚士

さすがだwwwwwwwwwwwwwww



277:名無しの召喚士

報告報告ー!!!



278:名無しの召喚士

もう慣れたもんだな脳筋もww



279:名無しの召喚士

最初はあんなに初々しかったのに……ッw



280:白雪姫

主にお前らのせい。


とりあえず部屋案内をしようとする私。ロキをめっちゃ警戒しながら前を歩いた。

ロキ→ロ


ロ「へー、ここが箱庭かー……ふうん、予想以上かなー」


私「(神様から見ても立派なんだここ……)」


キョロキョロ見回していて、興味津々って感じだった。頭動かすたび鎖編みって言うの? あの長い襟足の二本ブンブン揺れてて面倒くさそうな髪型してんなって思った。


とりあえずまずあの開放的な廊下に向かう。屋敷探検の始まりだよ★


ロ「……うわー……」


そのガラスバリバリな開放的な廊下を見たロキは、思わずって感じで声を漏らした。


ロ「何があったの……コレ……」


私「(マジそれな!?)」



281:名無しの召喚士

感 想 ww



282:名無しの召喚士

ロキ意外と落ち着いてる?



283:白雪姫

とりあえず何があったか説明することに決める。ロキってバルドル大ッキライだし、ワンチャン味方についてくれるかもって魂胆ですッ!!


私「……えと、バルドルがやりました」


ロ「……ッへぇー、アイツがねー……」


ロキも驚いた様子だった。一瞬だったけど。


旧知の仲? のロキもその反応なら、やっぱりあれ通常じゃないよね!? 通常じゃ絶対しないもんね!?


私「……あの、私、あの人……神にコ、ころころされかけまして、なんかその途中にぶっこわされた……?


今あそこ居ます」


部屋の一番奥を指す。


ロキがその真っ赤な目を細めた。そしてなんか突撃しそうな雰囲気だったから、立ち塞がって止める。 


 ちょ待てよ!! ここでまた暴れられたらもう取り返しつかんよ!! 屋敷直せなくなるレベルにぶっ壊れるよ!! やめとくれ!!


ロ「……なんで邪魔するのさ、ただ、そんなヤツの顔を拝んでみたいな、って思っただけだよ?」(ニッコリ)


私「(顔拝むと同時に戦闘開始しそうな雰囲気醸し出してるじゃないですかそっちィ!!

目、燃えてるじゃん!! 色的にも雰囲気的にも!!)」


 ロキは……私の前でとりあえず止まった。


ロ「…………それにしても、ねぇ、アイツみたいな偽善野郎が召喚士であるアナタを殺そうとするだなんて……いったい何したのさ?」


私「何もした覚えねぇよ……!!」(ボソッ)


思わず口からポロッと出たよね。

私マジでッ、何もしてないもん!! ただオーブ投げ込んだだけだもん!!



283:名無しの召喚士

オーブ投げ入れたから亜種出てきた可能性



284:名無しの召喚士

コロコロされかけたwwwwwwwww



285:名無しの召喚士

途中自分でもわかんなくなっちゃってるじゃねぇか!www



286:名無しの召喚士

説明になってねぇww



287:名無しの召喚士

その説明(?)した上でロキに居場所言うとか戦ってください言っとるようなもんだろ



288:白雪姫

私コミュ症なんだよぉ!!

しかも相手は高身長、イケメン、神、神!! 喋りにくいの権化みたいな相手じゃねぇか!! 頭の中のすべてパアですよ!! 真っ白!! ホワイトアウトしたから!!

ただ説明するので精一杯だったから!!


289:名無しの召喚士

wwwww



290:名無しの召喚士



291:名無しの召喚士

草だけど分かる……(コミュ症)



292:白雪姫

続き↓

私の声を拾ったロキは「ふぅん」なんて声を漏らすとニヤッと、面白そうに笑った。


ロ「何もしていないのに殺そうとしてきた? アイツが? ……余計気になるな」


 またバルドルの部屋へ向かおうとするロキ。止めようとしたけど、気づけば後ろにいて、なんか攻撃モーションでも瞬間移動的なことできてたの思い出した。

これは止めれないと青くなる私。


――その瞬間、天使の声が聞こえた。


レ「白雪姫様!! ……と、ロキ様……!?」


その声にロキも立ち止まる。


れ、レイフゥゥゥゥゥ!!


レイフがフワッとこちらに近づいて来たことで、それが気になっただろうロキも戻ってくる。


マジで神ィィィィィ!!


 

293:名無しの召喚士

レイフキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!



294:名無しの召喚士

レイフ二日酔い大丈夫なのか!?



295:名無しの召喚士

ここでレイフ推しの俺ェェエエ工!!



296:白雪姫

私も最推しレイフになり……いやアマテラス様だったわ。あの可愛さ美しさには流石に勝てんわ。ですので早くうちに来てくれお願いしますゥ……!!


続き↓

その時、レイフがこの中のどの神よりも神らしく見えた。このレイフなら私、信仰できる……ッ!!


レ「白雪姫様はロキ様を召喚したのです……何があったのですか……?」


 バキバキな廊下に今気づいたのか、レイフは立ち尽くすというか浮き尽していた。物凄く困惑してるのが分かる。……なんか、ごめんな。マジで感情豊かになってきたね君……。


レ「と、とりあえずまずは建築精霊達に修理を頼みに行きましょう……。まずはそこからです」 


ロ「へー、キミがレイフ? 噂通り本当にケットシーなんだ。ふわふわー、いいね、可愛い」


レ「ぴゃ!?」


ロキがレイフの脇を掴んだ。いわゆる高い高いしそうな感じで。ぴゃってなんだよそれお前可愛いな!?


ロキの興味はレイフに移ったみたいでとにかくモフってる。うらやまし……いや後で私もやればいっか!!


297:名無しの召喚士

無慈悲w



298:名無しの召喚士

バルドル完ッ全に空気だなwwwwwwwwww



299:名無しの召喚士

てかバルドルは部屋で何してんだ?


300:名無しの召喚士

レイフかわゆす



301:名無しの召喚士

本読んでんじゃね?



302:名無しの召喚士

バルドル(通常)なら散歩とか基本部屋外に居るもんなー



303:白雪姫

そんなこと知るか!!


続き↓

私「あの、レイフ……建築精霊って?」


脳内はレイフ可愛い、ロキ怖いバルドル怖い、どうしよとかでグッチャグチャだったんだけど、とりあえず重要そうだから聞いてみた。


もしかして、名前からしてこの惨状どうにかできるとかあります……? てか今更だけど慰謝料やらなんやらがかかるとか、ない、よね!?


レ「建築精霊とは箱庭を維持する為に必要不可欠な精霊のことで箱庭が損壊などした場合修理を行ってもら……ひぃっロキ様気持ち悪いですやめてください!!」


へっ、ロキ、レイフに嫌われてやんの〜!!


てかそんな便利な精霊さんいるんですかここ!! このガラスバリバリとか何とかなんの!? ……アッでも私お金そんなに持ってない……。


私「あの、お金っている……の?」


レ「いりまっ、せん! ロキ様! 離してっください!」


ロ「あははっ、そう言われると離したくなくなっちゃうんだよねー」


私「あの……ロキ、さん。離してあげてください……」


なんとか身をよじり抜け出そうとするレイフを掴んで離さないロキ。なんか……絵面があざとすぎんだろお前……!!


てか離したくないのは分かるけどレイフは私のだ!! 離しやがれ!!



304:名無しの召喚士

レイフは誰のもんでもねぇよwwww

 



305:名無しの召喚士

レイフを抱きしめて離さないロキ……!? 



306:名無しの召喚士

あざといておwまwww



307:名無しの召喚士

そもそもそーか、脳筋新人だし、建築精霊知らんのか!



308:名無しの召喚士

建築妖精…箱庭に住む精霊(衣装精霊とは別)。箱庭の修理や増築などを超ハイスピードで行ってくれるエリート精霊。リフォームの匠ッ!!

基本こちらは目に見えない

屋敷の外にある木(ゲームでの神力しんりょくの大樹)に住んでいて、そこに手紙を置いておくと、早いうちに修理やら増築やらを行ってくれる。(最大でも1日弱で開始される)

お供え物をしたらやる気が出るみたいで作業スピードアップ



309:名無しの召喚士

有能!!



310:名無しの召喚士

説明職人だww



311:白雪姫

私のためにありがとな!! でもそれほとんどレイフから聞いてる!!


続き↓

ロキは私の言葉に少し迷った様子の後、「ご主人サマのお願いなら仕方ないかな」なんてレイフを放した。案外物分りは良い……?


レイフはふよふよと私の方へ近づいてくる。心なしか疲れた様子だ。


私「じゃあ、えっと……その建築精霊……? に修理してもらうにはどうしたらいいの……?」


レ「屋敷外にある神力の大樹に彼らは住んでいます……。手紙を書いて、その木のうろに置いてください。それで彼らに気づいて貰えるはずです」


神力の大樹と聞いて、私の脳内にはゲームバージョンのが浮かぶ。入ったとき気づかなかったけど、アレあるのか……!! 絶対リアルのデカイじゃん!! え、興奮する!!


私の中で2択が生まれる。

先にロキの部屋を決めるか、建築精霊とやらにお願いしに行くか。


そして、別に部屋に被害は無いし、ロキ連れて行くとろくな事ねーだろうなって思った結果、先に部屋を決めることにした。


ロ「建築精霊、ねぇ……」(興味深そうな顔)


私「……あ、あの、ロキさん……?」


ロ「ん、なーに? 

それと……アナタはオレのご主人サマなんだし、敬語の必要ないでしょ」


私「え゛……えと、先に部屋を決めませ……決めたいん、だけど……?」


ロ「……部屋? んーそうだなー……」


ロキはチラッとバルドルの居るだろう部屋を睨む。うわーバチッてるよ……。


ロ「……出来る限りアイツと離れた場所がいいな」(なぜか超笑顔)


私「も、もちろん!!」(首ブンブン振る)


そりゃあもちろん!! 近くに配置するなんて、んな自殺行為しませんよ!! 次こそ冗談抜きで死ぬから!!



312:白雪姫

続き↓

私「えと……どんな部屋がいいとかありま、ある……?」


ロ「ありまある……? ……まー、そうだね……ご主人サマの部屋、ドコにあるの」


私「え゛……二階、だけど……」


何でそんなこと聞いてくるんだこのひ、神は? まさか近くにしたいとかそういう……? え、そんなに私好感度高い……??


レ「ロキ様、何でそんなことを聞くんですか?」


私の心情をどこか怪訝そうな表情のレイフが代弁してくれる。


ロ「んー、いや? アイツにご主人サマが殺されかけたのなら、守るナイトが必要でしょ? オレがやってあげよっかなって」


私の脳内で、「ロキが仲間になりたそうにこちらを見ている」なんて再生された。


ウッソマジかよ守ってくれんの!?

 

レイフはどこか納得できないって感じだ。この子、さっき触られまくったの根に持ってるな、多分。



313:名無しの召喚士

こ、れは……



314:名無しの召喚士

エンダァァァァア!!!!!!



315:名無しの召喚士

エンダァだ!!

エンダァだ!!



316:名無しの召喚士

立った、立った(恋愛)フラグが立った!!



317:名無しの召喚士

イヤァァァァァ!!???



318:白雪姫

言 う と 思 っ た ! !


よく考えてみてくれ、私達初対面、ロキの性格……確実にねーだろ!!



319:名無しの召喚士

あーー!あーー!!何もっ聞こえないー!!



320:名無しの召喚士

フラグは建ったんだ、いいな?



321:名無しの召喚士

お前らホント必死だなwwwwwwwwww


(ロキ×脳筋、期待してるぜ☆)



322:長靴をはいた猫

ロキならサラッと普通に言いそーなんだよな…



323:白雪姫

だーかーらー! フラグは建ってないって何度言えば……!!


続き↓

私「それは……ありがとう。……で、あの、ていうことは二階……?」  


ロ「……まぁそうなるかなー。できる限り近くに居たいしね?」


私「(いやそんな含みある感じに笑いかけられても、スレ民が喜んじゃうだけだから!!

てか流し目色っぽ!!)」


レ「では、二階の方を案内しましょう。

……白雪姫様?」


私「あ、はい! えっと……一応一階のトイレとかお風呂とかも案内してからの方が良くない……?」(レイフに耳打ち)


ロ「その方がオレもいいかなー。あ、使い方とかは分かるから安心してよ」


私「……(……聞こえとるやん。耳打ちの意味ないやん。こいつ地獄耳かよ)」


ロキはゲーム通りでさっきとは打って変わってニコニコしてた。

別にロキはゲームのキャラと大差無さそうで私に対しても好意的かなーって思うんだけど……、なんとなく行く末心配なのは私だけ……?


というわけで、屋敷探索開始だ!!


324:名無しの召喚士

▼ロキが なかまに くわわった!



325:名無しの召喚士

それなっつww

 


326:名無しの召喚士

昔よく遊んだなぁ(´;ω;`)ウッ…



327:名無しの召喚士

会心の一撃!!脳筋早く回復(という名のネタ)を!!



328:白雪姫

そっちが勝手にぶり返してるだけじゃん!!

まぁあげるけどさぁ!!


続き↓

屋敷探索でまず向かったのは一番近い洗面所とトイレのある所。でもまぁこれはサラッと場所教えただけで、すぐホールの方へ向かった。


ちなみに空き部屋は見せてないかな。どうせ二階にするらしいし。


一切使ったことのないホールへ向かう。レストランみたいな机と椅子が置かれてて日の光を反射したホコリがキラキラしてた。


私「えと、多分集会みたいなのしたり、食事したりする場所……です」


一応紹介するけど……


知らんししたことないからな!! 多分としか言えないんだな!!


ロ「ふーん、多分、ねぇ……。

まーそりゃそうだよね。自分殺そうとしてくるヤツと、ご主人サマが食事なんてできるわけないか」


なんか嬉しそう……てか今鼻で笑ったよね? 馬鹿にしたよね?


チキン? はぁ!? こちとらあのバルドルにオークシチュー流し込んだんだぞ!?


……なんて、言えないんですけどねッ!!


レ「ですが、白雪姫様が言っている事は当たっていますよ」


レイフゥゥゥゥ!! やっぱ私の癒やしはお前だけだよ!!


なんてことがありながら、玄関に出た。


次に向かったのは大浴場。


下開けてー!



329:白雪姫

ありがとう!


続き↓

大浴場に向かう途中ちょこっとだけ厨房も紹介してから脱衣所に入った。


ここって男女分けられてないし、これまでバルドルと時間被ったことなかったから気にしてなかったけど、時間制これからは設けないといけないかなー。


私「えと、ここが脱衣所。衣服とかはこの籠の中に入れて、一応大浴場に入る前に私とか……誰かいないか確認してください」


大浴場でバトられたら困るからね!!(主にバルドルと)


ロ「ふーん……」


ロキがガラガラっと大浴場へ繋がる引き戸を開けると、そこからひんやりとした空気が流れ込んできた。


ここの大浴場ってマジですごいよね!? 最初から露天風呂だし、なのにゴミ浮いてないし、前世での銭湯みたい? しばらくして内装変えれるとかそういうことになったら和風な感じにもしてみたい……!!


ロ「へー……お湯が溜まってる。コッチではこんなコトするんだね」


ロキは興味深そうに湯船に手を付けた。一瞬熱かったのかビクってなったけど、すぐに何事もなかったかのような顔に戻る。


正直に言います。ちょっと可愛いじゃねーか!!


ロキ、実は熱いの火属性なのに苦手だもんね、猫舌だもんね。公式資料集に書いてたもんね!!(チート)


私「えっと、ここがお風呂だけど、コッチではってことは、ロキが昔居たとこ? では無かったの……?」


ロ「……あー、そうだね、無かった。湯浴み自体少なかったし。まーでもコッチで湯に浸かる文化があるってのは知ってるから、安心してよ」


私「(そもそも風呂文化あったんだこの世界……アウスローブではサウナあるだけで湯船無かったし……)」


レ「……そこまでにして、もう二階へ向かいましょう? 湿気で服が濡れてしまいます」


そこには毛がボワッとなってるレイフがいた。あ、湿気か……。



330:名無しの召喚士

いろいろうっせえww



331:名無しの召喚士

ロキが可愛いなんて常識だろ!?



332:名無しの召喚士

→330

い つ も の こ と



333:長靴をはいた猫

そういやさ、なんで箱庭に湯船あるんだろう?  



334:名無しの召喚士

毛がボワッとなったレイフ……可愛い……!((バンッ




335:名無しの召喚士

確かに。俺んとこにも湯船はなかったし…



336:名無しの召喚士

ゲームの世界だからじゃね?

日本のゲームだし



337:名無しの召喚士

でもゲームとの差異はあるし、言うてここリアルだし!



338:名無しの召喚士

俺の住んでたとこ(スロイン)じゃ公衆浴場としてはあった。たしか東の文化らしい



339: 名無しの召喚士

スロインってスロイン皇国の首都だよね?

 


340:名無しの召喚士

いやな、湯船自体は文化として、火の国(東の日本っぽい国)にあんのよ。ゲームでもそういうイベントあったろ?(ちな俺の出身)

だからそっからだわ多分



341:名無しの召喚士

あー!! そういえばあったあったそんな国!!



342:名無しの召喚士

「久遠の時を結ぶ温泉宿」



343:名無しの召喚士

忘れてた!!

いや、そういうイベントあったわ!!



344:名無しの召喚士

え、でも俺らが知らないってことはあんまり邪神出てないか、秘境とか?



345:名無しの召喚士

えええ! 行ってみてえ!!



346:火の国出身の召喚士

そうそう、邪神もそんな出てないし(てかこれまで一度も出てない?)秘境だわ

最近まで鎖国状態で、つい3年前に解かれたんだけど、そうか、そんなに広まってないか

召喚士の間くらいなら日本っぽい文化があるって広がってると思ってたけど……



347:名無しの召喚士

広がってませんね!!



348:名無しの召喚士

いや、今初めて知ったわ



349:名無しの召喚士

何それ超行きたい!!!!!



350:白雪姫

行きたいーー!!



351:名無しの召喚士

だいたい東のどこら辺にあるの?




352:名無しの召喚士

てか脳筋ははよ報告ww



353:火の国出身の召喚士

昔の地図には載ってないはずだが、今の地図なら載ってるかもしれん

スロイン皇国からは……真東にずっと進めると、割と大きな島国があるはず



354:名無しの召喚士

いやその日本語での東がどの方角のこと言ってるかがわからん。



355:名無しの召喚士

太陽(?)の昇ってくる方角思い出せよwwww



356:名無しの召喚士

あ、そっか



357:名無しの召喚士

あった!!

うわ、気にしたことなかったけどなかなかに孤立してんな

 


358:白雪姫

話を遮ってドーンッ!!


続き↓

レイフの毛を撫でて直そうとしながら二階へ向かう。

二階からは部屋一個ずつ見て回ります!!


まずは衣装精霊の部屋へ! ……と、言っても実は私も入るの初めてだったりする。(色々忙しかったし混乱してたし……)


ギイっとそんな音と共に扉が開くと、そこには半透明でちっちゃい……子どもの精霊がいた。


私「(妖精っぽい精霊キタァァァァァ!!)」


ロ「ふーん、キミ達が衣装精霊?」(どこか期待してるような目)


ロキの問いかけにそのリアルティンカーベルみたいな小さな精霊達は身振り手振りで何かを伝えようとしていた。頭の上で丸作ったから多分「そうだよ!!」って伝えたかったんだと思う。何それ可愛い。


ロ「ねーレイフクン、衣装精霊ってことは、この子達服作れんの?」


レ「……はい。箱庭お付きの仕立て屋と思ってくださって構いません」


ロ「そっかそっか、それはイイね。オレには最適だ。

ねーキミ達、仕立て屋ってことはオレが頼んだ服、作ってくれるってコト?」(どこか楽しげにニコニコ)


コクコクと頷いて、頑張りますとばかりにポーズする衣装精霊。グハッ……かわゆ……!! かわゆ!!(大事なことだから二回言った)


そういや今更だけどなんで妖精じゃないの?

精霊って見た目バリバリ妖精なのに?



359:名無しの召喚士

精霊ぐうかわ



360:名無しの召喚士

衣装精霊はかわゆと思ったら唐突の質問wwwwww



361:名無しの召喚士

そういや確かに?

建築精霊の方は見えないから何とも言えないけど、衣装精霊は羽ついてるし、見た目マジでティンカーベルだよな……



362: 名無しの召喚士

精霊=妖精でいいんじゃ? 



363:名無しの召喚士

→362

ちゃうちゃうちゃう

お前ら知らんの?マジ?

この世界妖精族っての居るから妖精言ったらそっち指すことになるだろ?



364:名無しの召喚士

え、割と常識なことじゃ……?



365:名無しの召喚士

妖精族なんてのあんの!?



366:名無しの召喚士

妖精族…エルフ、ドワーフ、サキュバスなどもここに含まれる

基本的に出生率が低く長命。そして美しい容姿を持つ場合が多い。有名な国はアルリア共和国で、そこには住むのはエルフ

その他は各国に散らばっているか、旅をしながら暮らしているらしい

数が少ない為、出会える確率は低い。



367:名無しの召喚士

あぁあ!! エルフ!!



368:名無しの召喚士

そゆこと!? あれってエルフ族とかじゃなくて妖精族なんだ!!



369:名無しの召喚士

妖精族のエルフみたいな扱い?

エルフ族ってのはあるにはあるから、妖精族ってのはあくまで大まかな、人族が決めたくくりみたいなもん



370:名無しの召喚士

ふ〜ん……俺らッものすっごいファンタジーしてる……!!(小並感)



371:名無しの召喚士

ちなみに他種族のこと全く知らない脳筋や召喚士用に大まかに説明すると、この世界には5つの種族があります!


人族、獣人族、妖精族、魚人族、魔族

(日本語だからどれがどの種族を指しているのか分からんって人は解説板に行って下さーい)


それに加えて精霊族(レイフとか)ってのがある場合もあるし、もう二百年くらい前に滅んだってされる吸血鬼族の生き残りを信じてる奴らは加えて、7種族っていう場合もある



372:名無しの召喚士

突然始まった種族講座ww



373:名無しの召喚士

割と助かる・・・



374:名無しの召喚士

吸血鬼族ってのがあったの!?



375:名無しの召喚士

学校で習ったぞい!

吸血鬼族は昔世界を支配してた種族らしくて、治癒能力や運動能力が半端なく高く、魔力保有量もトップクラス、その上長命で容姿端麗、日に弱いってのが難点だけどそれでもダルくなる程度らしいからマジで最強の一族だったらしい

唯一の弱点はお察しの通り銀製品

こっち宗教違うから多分十字架は効かないと思う



376:名無しの召喚士

前世も今世も吸血鬼大好き系召喚士が通りますよーっと!(※長文注意)


 上の人が言った通りかつて世界の覇者となっていたのが吸血鬼族です!! 残念ながら今はいわゆるヴァンパイアハンターにやられ絶滅したと言われていますが、その強さはお墨付き!

 腕がもげても引っ付けさえすれば勝手に再生する驚異の治癒能力、一蹴りで壁を粉砕できる怪力、それに見合わぬ線の細い美貌、どこまでも見据えるとされる慧眼!

 今だからこそ、その多大な魔力で付加魔法か魔術でも組んでたんだろう、なんて言われてますが、昔の人はどれだけ彼らを畏怖し、憧憬を抱き、神聖視したことでしょう!


 だがしかし、そんな彼らにも弱点はありました。

 まずは日の光。前世風に言うと、メラニン色素が少なく色の白い彼らは日に弱かったんでしょう。……ですが、それ位彼ら程にもなると結界などで紫外線のみを遮ることもできたはずです。それができなかった、つまり、別の所に苦手な理由があったと思われます。が、その理由はいまだ解明されていません。文献には、体が重くなる、動きが鈍くなる、病にかかりやすくなる等と記載されています。苦手とされていてもこの程度、まだ生死に関わるとまではいきません。

 大事なことはこの次、銀に弱いということです。その他の金属は大丈夫ですが、何故か銀製品でつけられた傷にのみ再生能力が働かなかったのです。それに気がついた当時被支配者であった人族が反旗を翻しました。


続き空けてください!



377:名無しの召喚士

ありがとうございます! 


 ここでヴァンパイアハンターの登場です。その始まりは当時坑道で働いていた労働者達が吸血鬼の目を潜り抜け銀を隠し持ち、武器を作った所からだとされています。そこからは早く、強い者のみを生かす、つまり間引きが風習としてあった吸血鬼族は数が少なかった為にどんどんと追い詰められていきました。

 人と彼らの見分け方は、その白く細い牙、陶器のような、赤みの無い真っ白な肌と何より、人ではありえない真っ青な血だとされています。文献によれば、唇は薄桃色、爪は青紫のようです。


 ちなみに、今の高度な魔法技術は主に彼らが生み出したものだと言われていますね。

 あと、吸血鬼に血を吸われると気持ち良すぎて中毒になるだとか、稀に吸血鬼になるだとか……。


 あぁ、なんで滅んでしまったんだ……!!!!!! 二百年生まれるのが遅かったのか!!!!?? 美しく強い吸血鬼ィ!???? 最高じゃないか!!!!!!!

 一生に一度でいいから吸血鬼に血を吸われたかった……ッ!!!!!!!!!


 以上、長文失礼しました!



378:名無しの召喚士

なるほでょ……って最後w



379:名無しの召喚士

欲望が垂れ流しにwwwwwwwww



380:名無しの召喚士

いつからここは解説板になったwwwww?

スレタイどこにwww



381:白雪姫

え、何その美味しすぎる設定……。



382:名無しの召喚士

美味しすぎるてwwwおまwww



383:名無しの召喚士

流れ的に他もぱぱっと紹介するぞ☆


・人族…この世界で最も数の多い種族。身体能力、魔力保有量、魔法構築能力共に平均的な場合が多いが、知能が高く繁殖能力が強いために、数は力ということで人族の国が圧倒的に多い

稀に天才とされる強大な魔力保有量の者や、肉体を持つ者が現れる

その繁殖能力の高さと、染色体が他種族と近しいのか、他種族とのハイブリッドを作ることも可能


・獣人族…今現在、徐々に数を増やしている種族。元々奴隷として扱われていたために人族や妖精族(主にエルフ)に敵意を持っている者が多い

身体能力が高く、魔力保有量は少なめ。繁殖力も強いが、亡くなる数も多く多産多死

現在主となるのがトークリオ王国連邦だが、他にも様々な国に分布している


・妖精族…この世界で最も古いとされる種族。エルフ、ドワーフ、サキュバス、ヴィルデフラウ(女性だけのエルフの一族とも考えられている)等がここに入る

基本皆人族から見て似たような容姿に感じるという特徴がある

エルフはスラリとした美しい容姿、ドワーフは四頭身ほどのずんぐりとした容姿(年齢に関わらず子どものような容姿)等。(サキュバスは見る者により姿を変えるため本来の姿は不明)

魔力保有量が多く、吸血鬼族とは不可侵条約を結んでいたとされる


予想以上に長いので次開けてくれ!



384:名無しの召喚士

サンキュ!


・精霊(一応)…レイフなど、知能を持つが妖精ではない生物や事象などを指す。その定義は詳しくは定められていない


・魚人族…海中に住む謎の多い種族。数はまだ把握しきれていない。現在公に見つかっているのはオフリア王国のみだが、国王によると他にも国があるらしい(場所は不明)

下半身が魚の美しい容姿で穏やかな性格とされる人魚と、上半身が魚で他人の不幸を好むとされる魚面の二種類が居る


・魔族…人型に近くなおかつ知能を持つ魔物のこと。邪系魔物は別。こちらは本当に曖昧で、中には山賊は人に害をなすためこれに該当するなんて言う人もいる。(魔物の定義が人に害をなす生物だから)オークやゴブリン等が該当する


・吸血鬼…376のを見てくれ



385:名無しの召喚士

解説職人ナイスゥ!



386:名無しの召喚士

繁殖……言い方よwwww



387:名無しの召喚士

勉強になるわ〜



388:白雪姫

今考えれば、吸血鬼の特徴の陶器のような真っ白な肌に唇薄桃色ってまんまバルドルじゃん。



389:名無しの召喚士

……ハッ



390:名無しの召喚士

バルドル吸血鬼説?



391:名無しの召喚士

いやwwよく思い出せよw w!!

バルドルの爪青かったか?牙あったか?血、青かったかww?



392:白雪姫

爪はアイツいつも手袋してるから分からんし、牙も見えるほど口開いてるとこ見たことないから分からんし、そもそも血を見たことがありません!!



393:名無しの召喚士

俺んとこのは爪ツルッツルで薄桃色だし、牙ないし怪我した所から流れたのは赤い血でしたッ!!



394:名無しの召喚士

らしいです



395:名無しの召喚士

そもそも神だし種族関係ねーよww

 


396:名無しの召喚士

てか話逸れすぎ



397:名無しの召喚士

そういやまだ報告続きだったな!!!!



398:名無しの召喚士

か、完全に忘れてた、、、



399:名無しの召喚士

どんな感じだったっけ?



400:名無しの召喚士

衣装精霊の部屋withロキ、レイフ



401:名無しの召喚士

そんくらい自分でさかのぼれよww



402:名無しの召喚士

なんでこんな種族の話になったんだ……


403:名無しの召喚士

なんで衣装精霊って妖精な見た目なのに妖精って言わないの?って話じゃなかったっけ???



404:白雪姫

言おうか言おうかって思ってたけど勝手に思い出したかw

一応書き溜めてますからね、投下するぜぇ!


続き↓

コクコクと頷いた衣装精霊、奥から何かを皆で持ってくる。服みたいで、私は見覚えがあった。


私「(……あっ、箱庭バージョンの!)」


衣装精霊はどうぞとばかりにロキに差し出す。

ゲーム内の、箱庭でロキが着てたラフな感じの服だった。これ前世では新要素で物凄く喜んだよなーなんてフッと思い出す。特にロキは意外と露出少なめな、でも体のライン出る黒インナーにおしゃれな紫パーカーだったなーなんてのも。あ、シルバーアクセサリーも付属品だったんだ。


ロ「……コレ、オレに?」


コクコクと頷きロキに服をグイグイ押し付ける衣装精霊(可愛い)


ロ「……へー、いい感じじゃん! オレの好みかも? 早く部屋決めて着替えてみよーかな!」


ロキはニッコニコでマジで喜んでるらしい。ヤベェこれは可愛い。顔可愛いんだもの。見上げると首痛くなる身長だけどでも可愛い……!


正直言うよ。さすがは人気ナンバーワン、コイツ可愛い……!!(恋愛的感情は無い)



405:名無しの召喚士

だろ!? ロキは可愛いんだ!!!!!




406:名無しの召喚士

エンダァ……?




407:名無しの召喚士

いやさすがにこれには俺の恋愛フラグセンサーも反応せんな……



408:名無しの召喚士

前世でのJKのなんでも可愛い言うあのノリっぽーい(小並感)



409:名無しの召喚士

いや、ロキは確実に可愛いだろ!?(推し)



410:名無しの召喚士

ww



411:白雪姫

服を受け取りニコニコなロキ。衣装精霊達はキョロキョロしていた。そして、もう一つの服を持ってくる。この白ハイネックのは……バルドルのじゃん……!!


ロ「……ん? それもオレに?」


ニコニコで聞くロキに衣装精霊達は首を振る。するときょとんとした表情になる。やっぱコイツなんか微妙な心境だけどかわい……。


ロ「じゃあ誰の……アイツのか」


いきなり声が低くなってジト目みたいな、不満げな顔になった。分かりやす……てかこっわ……!!


ロ「顔すら出さないアイツに服なんてあげる必要ないでしょ。オレそういうの……ファッションっていうの? 好きだからさ、それもオレにくれない?」


組み合わせ増えるし? なんて呟きながら笑いかけるロキにブンブン頭もげるんじゃないかってレベルに首を振る衣装精霊。


めっちゃ否定されとりますやんww 

勢いがすげぇww


ロキはその様子にまたムッとなる。


いやいやロキさぁん……多分サイズ合わないですって……バルドルと10cmくらい身長違うでしょ、その白い服ゲームではぴったりな感じだったし丈合わんて……。


レ「それはバルドル様用の服ですので、サイズが合わないかと……」


れ、レイフゥゥゥゥゥ!!(感動)



412:名無しの召喚士

レイフ有能



413:名無しの召喚士

レイフの方が脳筋より有能なのなんなのwwwwww



414:名無しの召喚士

レイフ>越えられない壁>脳筋



415:名無しの召喚士

脳筋これまでろくに契約神と話してねーじゃねーかwww

(´^ω^`)ブフォwww



416:白雪姫

コミュ症気味なんだよ察せ!!



417:名無しの召喚士

実家で看板娘やってたんだろww?



418:名無しの召喚士

そうだコイツ看板娘だwwwwww



419:名無しの召喚士

そこで少しはコミュ力鍛えられなかったのかよww



420:名無しの召喚士

看板娘(自称)wwwwwwwww??



421:名無しの召喚士

見た目はなかなかなのにww(あか抜けないけど)



422:白雪姫

看板娘は本当だから!! 昔は厨房でバリバリ料理作ってたから!!



423:名無しの召喚士

それ裏方じゃねーか!!



424:名無しの召喚士

看板娘じゃねーだろwww



426:名無しの召喚士

wwwwwwww



427:名無しの召喚士

看板娘の意味知ってるwww?



428:白雪姫

し、知ってるし(実はうろ覚えでなんとなく言ったとか言えない)



429:名無しの召喚士

知らねーんじゃねぇかよww



420:名無しの召喚士

看板娘…客を引きつける美しい娘

だったはずだぜ、詳しくは熟語まとめとか見てくれ!



421:白雪姫

え、私普通に美少女じゃん!? なかなかに、いや割と可愛い部類じゃん!?



422:名無しの召喚士

それは……たしかしぃ?



423:名無しの召喚士

いやお前、だからって店に客惹きつけたか?



424:白雪姫

ウッ……痛いとこをッ。



425:名無しの召喚士

www



426:名無しの召喚士

まぁそんなことはどうでもいいんだ

早く続きを!!



427:名無しの召喚士

すぐ話それんなww



428:名無しの召喚士

それが良い部分もあるんだがな〜w



429:白雪姫

はいはーい分かりましたよ。


続き↓

ロ「……あっそ」


ロキはサッサと部屋を出ていく様子だった。扉前で一回振り返って「じゃー今度はオレのためにさ、服作ってよ」なんて目を細め笑ってから出ていく。


私はどうしよって思いながらバルドルの服を眺めた。え、渡さないといけないの……? 普通にい……いやでもなぁ、あの真っ白な服汚されてもなぁ……こっちの服も白いけど……。

レイフに渡してもらうか? と視線を送ると、はぁ……とため息をついたレイフはバルドルの服を受け取った。なんか……毎度すまんな。


レ「こちらは私から渡しておきましょう」


その言葉に衣装精霊達はパアッと顔を輝かせる。アッ可愛い……。


私「あ、ありがとう……。なんか毎度毎度すまん……」


レ「……いえ、白雪姫様はバルドル様に……なぜかは分かりませんが警戒されています。私が運ぶのが最善でしょう。謝る必要はありませんよ」


れ、レイフゥゥゥゥゥ!? 君は天使なのか!? この世に舞い降りた天使なのか!?


その時の私にはレイフがキラキラのオーラを纏っているように見えた。ああ輝いて見える……!! これで人型だったら私恋してたかもしれん!! さすがに自分の3分の1サイズは無理ですが……!!


衣装精霊に手を振って私達も外へ出る。衣装精霊達はその小さい手を振ってくれた。かわい……。



430:名無しの召喚士

脳筋かわいいしかいってないww



431:名無しの召喚士

エンダァァァァァ!!



432:名無しの召喚士

いやこれは違うだろwwww!!!



433:名無しの召喚士

ああああレイフ!! 今すぐ人型なれ!!



434:名無しの召喚士

www



435:名無しの召喚士

無茶苦茶すぎるww



436:名無しの召喚士

恋愛フラグ建てたくて必死かよww


俺はバルドルとを所望します!!



437:名無しの召喚士

wwwwww



438:白雪姫

お前ら……(呆れ)


続き↓

出てきた私達を壁にもたれ掛かっていたロキが迎えた。相変わらず腹出しだし露出多……てか、待っててくれたんすね。


ロ「あ、来たね。じゃあまずご主人サマの部屋教えてよ……ってそれ……」


ロキの目線はレイフの持つバルドルの箱庭着? に向かっていた。


ロ「……わざわざ持ってくんだ。自分で取りに来させればいいのにさー」


……いや、それは割と同意ですが……!! でもバルドルこの場所知らんでしょ!! 教えてねーし!!


ロ「……ねー、ご主人サマ?

オレがご主人サマを守ってあげるから。だからさ、オレだけでいいじゃない。ご主人サマが気を使うのも、悩むのも、心配するのも、ね?」


ロキは中腰になり私の顔を覗き込みながら言った。真っ赤な目がキラキラしてて、ムカつくほど綺麗ですねッ!! てか距離が近いんだッ!?


君、パーソナルスペースって知ってる!? それ過ぎるとたしか人は不快になるんだってよ!! てな訳で離レテクダサイオネガイシャッス!!



439:名無しの召喚士

……ペロッこれは……恋愛フラグ!?



440:名無しの召喚士

俺だけでいいじゃない→俺だけを見てよ!?

嫉妬ですか!?!?



441:名無しの召喚士

シット!?モシカシテシットナノ!?



442:名無しの召喚士

シッお前ら待て、まだ早い…



443:名無しの召喚士

お前らホントそれしかねぇのなwwwwwwwwww



444:長靴をはいた猫

恋愛フラグのゾンビがww

_(´ཀ`」 ∠)_フラグゥ……



445:名無しの召喚士

恋愛フラグゥ……_(´ཀ`」 ∠)_



446:名無しの召喚士

新たなゾンビが発生したwwwwww



447:名無しの召喚士

パーソナルスペースを侵害する距離

(たしか1mくらいだったはず)で

覗かれてる、つまりその距離は……( ゜д゜)ハッ!



448:名無しの召喚士

ときめかねぇはずがねぇよな!?



449:白雪姫

ときめくより先に離れたよね!!

反射的に後退してたよね!!


続き↓

私「……えと、はは……」


とりあえず曖昧な笑みで誤魔化すと、ロキはつまらないなんて言いたげな顔になった。


クッソッ、クッソッ、やっぱコイツあのセリフッ!! 私の乙女心弄ぼうとしてたろ!? そうやって世の中の可愛い召喚士達を弄んできたのね!? 恐ろしい子……!! 


まだ出会って1時間もたってないというのに……!!


レ「戯れ言ざれごとはおやめください。ロキ様」


私「(戯 れ 言 ! ? 今戯れ言って言ったこの子!? そんな言葉どこで覚えたの!? お母さん知りませんよ!?)」


ロ「あははっ、ごめんごめん、つい、ね?」


私「(やっぱ確信犯かよォォォォオ!! 確実に意識してるだろうとは思ってたけど!! 思ってたけど!!)」


ロ「それにしても速かったねー、ご主人サマが逃げるの。ふふっ」(めっちゃ楽しそう)


その様子にイラアッてなる私。だがッその様子は可愛いんだよなッ、クッソ!! イケメンがッ!!


ロ「じゃあさ、次のトコ、行こっか」


まずはご主人サマの部屋行きたいよねー、なんて勝手に歩き出すロキ。


いやお前なんでそんなに私の部屋にこだわる!? 別にエロ本とか同人誌とかおいてないから!! そもそも入手困難だし!!



450:名無しの召喚士

エロ本とかそんな直球に!!wwwwww

てかそもそも存在してるのか……?



451:名無しの召喚士

相変わらず(脳内が)うっせぇwwwwww

てかいつお前がレイフの母親になったんだよwwww



452:名無しの召喚士

美少女自称すんなら美少女らしくしろよ……



453:白雪姫

あ゛ぁ゛!? そういう決めつけ良くないと思うの!!


ギャップ萌えって知ってる!? 美少女の中身が男勝りとか最高のギャップだろ!?



454:名無しの召喚士

少なくともっ俺の理想の美少女は「あ゛ぁ゛」なんて言わない……っ!!(泣)



455:名無しの召喚士

俺も同意だ……(お前の理想聞いてねーよwwww)



456:名無しの召喚士

お前のそれはギャップじゃない

もう詐欺だ



457:白雪姫

私は私らしく居るんだぁぁぁあ!!



458:名無しの召喚士

それはそれでいいけどwwww

お前のそれは男勝りじゃなくてゴリラだわwww



459:名無しの召喚士

中身男勝りな美少女×

美少女被ったゴリラ○



460:名無しの召喚士

→459

それが正解



461:名無しの召喚士

→459

それだわwwwww



462:長靴をはいた猫

俺はそんな脳筋でいいと思う!



463:名無しの召喚士

猫様イケメンwwwwww



464:名無しの召喚士

だから脳筋は美少女型ゴリラだとwwww



465:白雪姫

猫さん……(ドゥクシッ


私てめぇがあの鬼畜安価出したの忘れてねぇからな!?



466:名無しの召喚士

根に持ってたwwwww



467:名無しの召喚士

wwwwwwww



468:長靴をはいた猫

ヴッ根に持たれてたか…wwww



469:名無しの召喚士

とか言ってるうちに20くらい書き込み消費してるわけですが……



470:名無しの召喚士

そうだなwww

もうすぐ半分行くわけだしwww



471:名無しの召喚士

そろそろ報告の続きを!!



472:名無しの召喚士

これはなかなかにこのスレ長くなりそうだwwww



473:名無しの召喚士

目指せ長寿スレ!!



474:白雪姫

なんか色々言いたいことはあるがッ了解だぜ!


続き↓

とりあえず、まぁそんなに言うなら……ってことで私の部屋へ向かおうとして……レイフに止められた。コソッと私でも聞こえるか聞こえないかのレベルで耳打ちされる。


レ「執務室だけにしてください……私室は駄目です」


え? なんて聞き返す間もなく「行きましょう」とレイフも先へ行く。「こちらです」なんて言うレイフにロキはそのままついてっちゃったから、きっと聞こえてなかったんだろうね。


私「あ……」(二人の後ろをついていく)


執務室へ向かう廊下抜けて中に入ると、ロキは期待外れ、みたいな顔になった。


ロ「……んー、何もないね……」(鎖編み弄ってる)


 ハイィ!? いやいやいやそこに文句つけられましても!?

そっちが勝手に来たい言ったんだろぉが!!


 ロキの言うとおり、執務室はほんと何も触ってないし置いてない。あるのは机とソファくらいで、本棚は空。生活感は無いに等しい。


ロ「ん、こっちは……」


レ「……ただの物置です。それよりも早くロキ様の部屋を決めないと」


私「(……物置!? も・の・お・き!? 私の部屋が!? え、レイフそんなこと考えて……!!)」(ガビーーンッ)



475:名無しの召喚士

レイフ……!?!?



476:名無しの召喚士

いや、ロキを脳筋の私室に近づけたくないだけだろ?wwww



477:名無しの召喚士

それにしても物置wwwwwww



478:名無しの召喚士

レイフ、ロキのこと嫌ってんじゃねwwwww?



479:名無しの召喚士

抱きしめられたのがそんなトラウマにwww



480:名無しの召喚士

いやっ脳筋と二人きりになれる時間を邪魔されたくなくて……無いな



481:白雪姫

だとしてもだよ! 私ちょっと傷ついたからね!? ガラスのハートなんだよ分かってレイフ!?


続き↓

ロ「……ふーん、そう。じゃあ、今度こそ部屋探しに行こっか」


私「……(いやッそこは気にしろよ!! なんかシャクだから気にしてくれよ!!)」


ロキは何の興味も持ってない感じで執務室を出ていった。工エエェェ(´д`)ェェエエ工!?


仕方なし、私もついていくがなんか……なんか、なんか悔しい……ッ!!


執務室出て吹き抜けの所に戻ってくる。2階で私室にできそうな部屋は5つあるからダイジェストでお送りします!!


1番目の部屋(端の部屋)

ロ「……ふーん、景色はいいね。でも、どこに行くにも遠いよねー」


2番目の部屋

ロ「んー、衣装精霊の所に近いのはいいケドさ……ドア開けてすぐに机あるのはね」

私「(そんくらい自分で移動させればいいだろ……!?)」


3番目の部屋

ロ「家具の配置がねー……あんまり気に入らないな」

私「(だから自分で動かせよ!! てか早く決めてくれ!?)」


4番目の部屋

ロ「……暗いね。それに湿っぽい?」

私「(明かりつけろよ!! てかロキ文句しか言ってないじゃん!?)」


5番目の部屋

ロ「……へぇー! ここだけ特に広いね。それに衣装精霊の所とも近いし。うん、オレはここに決めよーかな」

私「……あ、はい……(ノォォォォォォォ!!)」


コイツッ、一番デカくて唯一ベッドがキングサイズの所選びやがったァァァ!!



482:名無しの召喚士

いやそれがどうしたよwwwww



483:名無しの召喚士

ロキらしい部屋選びだなwwwww



484:白雪姫

この部屋はッ、いつか来るアマテラス様に献上する予定だったのに……!! 


あわよくば「白雪ちゃん、一緒にお茶でも……いかがですか?」なんてあの桜みたいな天使の笑みで誘われてさ、一緒に女子会とかパジャマパーティーでもして!! 


「このお菓子美味しいね、どこで買ったの?」「あの……白雪ちゃんがラングドシャ好きだって聞いて……実は私が作ってみたのですが…、お口に合いますか?」なんてはにかみながらの言葉に胸を打たれ!! お菓子片手におしゃべりして!! 


胸大きいねとかからかいながら揉んだりセクハラしたり、好きな人いないかとか聞き出したり、あわよくばこのキングサイズのベッドでイチャコラ語らいながら眠る予定だったのに……!!



485:名無しの召喚士

………………は



486:名無しの召喚士

ワロ、えねえ……

ガチ過ぎるぞコイツ……(ボソッ)



487:名無しの召喚士

キッモ



488:名無しの召喚士

wwwwwwwwwww



489:名無しの召喚士

直球wwwwwww



490:名無しの召喚士

オブラートに包めとwwwwwwww



491:白雪姫

((グサッ


お、お前らも推しにはこんぐらい思ってんだろ!? したいだろ!? ほら!! 私だけじゃないからっ!! それなら私まだ健全!! 純粋!!



492:名無しの召喚士

いや……そこまで未来予想図かけるほどでは……



493:名無しの召喚士

セリフまでは流石に……wwww



494名無しの召喚士

てかどこが健全だwwwセクハラ宣言自分でしてるくせにwwwwww



495:白雪姫

女同士だからこそできるんですゥ!! アマテラス様ならきっと照れ笑いしながら許してくれる……はず!!




496:名無しの召喚士

wwwwwww良かったな、一緒に語らう相手はロキになりそうだwwwwww



497:名無しの召喚士

(´^ω^`)ブフォッwww



498:名無しの召喚士

フラグ!?フラグ!?



499:名無しの召喚士

夜這いしちゃう?(^ω^=^ω^)



500:白雪姫

だから無えからァァァァァア!!

クッソォォォォオ!!

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