600文字目 幸福な王子 友愛
最初は面倒臭いと思っていた。
これで最後と何回聞いたことか。
優しく伏せた瞳を動かせない君は身を呈して幸せを送る。
君の幸せを僕は街に届けた。
サヨナラと君は言うけどそんな哀しい声を置いて行くわけないだろう。
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