社員/三枝 雛乃

【名前】三枝さえぐさ 雛乃ひなの

【コールサイン】ウィザーブランチ


【年齢】17歳

【立場】MDC社員

【学歴】小5辺りから不登校


【外見】

 褪せた橙色のぼさぼさミディアムヘア。赤い縁のメガネをかけているが、戦闘時は度入りゴーグルを装備する。伏し目がちの茶色の瞳で、そばかすがある。身長は平均的で、不健康な痩せ方をしている。外に出る時は灰色ベースの迷彩防弾コートと軍用ブーツ姿でいることが多いが、私服は割と残念。「我石油王也」って書いてあるTシャツとかも平気で着る。

 腕章の色はレッド。紅羽に勝手に選ばれたけど、抵抗するのもめんどくさいからそのままつけてる。


【性格】

 ものぐさの極み。労働をこの上なく嫌う。外出も嫌うし、知らない人とのコミュニケーションも嫌う。一生ゲームだけして過ごしていたいタイプの社内ニート。ただ、好きなことに関しては無類の集中力を発揮する。


【経歴】

 非常に貧しい家庭に生まれ、日々の食事にも困る幼少期を送っていた。小学校ではみすぼらしい見た目で遠巻きにされ、友達がいなかった。小5の頃、給食費を払えなくなったことを契機に不登校に。天賦ギフトを悪用して万引きやネコババを繰り返すようになる。その腕を知った窃盗団に目をつけられ、紆余曲折の末、そこに所属。しばらくは裏社会をのらりくらりと逃げ回っていたが、16歳の時に警察に尻尾を掴まれ、窃盗団は散り散りになってしまう。逃げ足の速さを生かして逃げ回っていたが、数週間後に盗賊団のリーダーが逮捕されたことを知る。何もかもどうでもよくなり彷徨っていたところを拾われ、MDC社員となる。……が、頑なに働こうとしないため、面倒になった唯は雛乃にハッキングを覚えさせた。結果、ちょっとだけ働いてくれるようになった。あと副産物としてFPSと音ゲを覚えた。


【好きなもの】

 電子機器、FPS、音ゲ、変な漢字Tシャツ、甘口カレー


【嫌いなもの】

 労働、権力、カネ、知らない人、食べ物を粗末にする人


天賦ギフト

『座標崩壊』

 視認できる任意の物体の座標を移動させることができる。爆弾を敵の体内に座標移動させて爆散させたり、ナイフを敵の手の中から適当な場所にぶっ飛ばしたり、誰かの財布をゲットしたり。対象物を視認したうえで、目視で確認できる範囲内に「飛ばす」と意識する必要があるため、シンプルに頭が疲れる。なお、スコープ越しとか液晶越しとかでも効果を発揮する。


【戦闘方法】

 戦場からはちょっと離れて、スナイパーライフルで狙撃したり座標崩壊で支援したりすることがメイン。近接戦闘はさほど得意ではない……というか、ぶっちゃけ苦手。近づかれると劇的に弱い。あと逃げ足だけはめちゃくちゃ早い。


【得意分野】

 遠距離からの支援。狙撃の腕は素人に毛が生えた程度だが、天賦ギフトと組み合わせれば普通に強い。戦闘以外ではハッキングなどのサイバー攻撃を得意とし、社内でもそれなりに重要な位置を占めている。


【苦手分野】

 近接戦。逃げ足は速いものの、捕まればひとたまりもない。あと重度の人間嫌いにより、社員以外とのコミュニケーションが必要な場面には連れ出すべきではない。


【能力評価】

 攻撃:☆☆

 防御:☆

 援護:☆☆☆

 機動:☆

 戦術:☆☆☆

 精神:☆☆


【台詞イメージ】

「あ~……自己紹介? めんどくせ……。三枝雛乃っス……これでいいスか?」

「今話しかけないでくれます? 集中してるんで。もうちょいでフルコンなんで」

「はたらきたくねぇぇ……」

「はい――っと。これで大丈夫そうっスか? あとは上手くやるんスよ」

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